2018年9月27日
こんにちは!
BONXの岩田です。
大変お待たせ致しました!先日9月19日に、BONX Gripの「大型ファームウェアアップデート」をついに公開いたしました。発表直後から、SNS等でたくさんの反響をいただいております。ありがとうございます。
そこで今回はよりコミュニケーションが取りやすくなったアップデート済みのBONX Gripを使用して、どれだけ改善されたのか検証した結果をご紹介します。
今回のアップデートは、BONX Gripの音量をはじめとした「聞こえ」を改善するものです。
製品発売当初からあった、「音が小さくて聞こえない」「風切り音に声が消されてしまう」などのユーザーニーズに応えた待望の内容となっています!
アップデート後の音量は従来比で1.5倍に向上し、「風切り音に声が消されてしまう」という課題に対しては、向かい風の強い環境でのノイズキャンセリング性能を改善しました。風切り音対策によって、自転車などスピードの出るスポーツをより快適に楽しめるようになっています。
アップデートの方法はとても簡単!
ご自身のパソコン(Mac OS 10.10 Yosemite 以上)でファームウェアアップデーターをダウンロードし、パソコンに接続したBONX Gripに書き込みを行うと、アップデートを適用できます。僕もやってみましたが、2〜3分で作業が完了しました!詳細の手順はBONXサイト内ヘルプページから確認できます。
※Windows版アップデーターは準備ができ次第のご案内となります……。もうしばらくお待ち下さい!
では、本題の検証についてです!
アップデートを受けて、どれだけ「聞こえ」が改善されたのかをお伝えするべく、Team BONXが実際に検証して参りました。検証の舞台は毎度お馴染みの、スノーヴァ溝の口!
Team BONXの鎌田と西居の 2人に、アップデート前とアップデート後のBONX Gripをつけて比較をしてもらいました。
BONXを付けて、準備完了!
鎌田も西居もトリックを決めまくり、約2時間ガッツリ楽しんでいました!カメラが回っていたからか、2人とも調子が良かったそうです。
それではアップデート前と後でどれだけの改善がされたのか、検証の結果を報告します。
まず検証を行うにあたり、滑走スペース付近の騒音レベルを調べました。
静かなオフィスの騒音度は約40デシベル、幹線道路脇の騒音度は約80デシベルとされています。それに対してスノーボード場の騒音度は約77デシベル。コミュニケーションをとるには騒音が気になる環境でした。
こちらはアップデート前のBONX GripでのBONXアプリのトーク画面です。騒音のあるスノーボード場では音量を最大まで上げた状態でお互いの声が問題なく聞こえる程度。周囲のBGMや滑走音次第では、聞こえづらくなる場面もありました。
それに対して、こちらがアップデート後のBONXアプリのトーク画面です。アップデートのおかげで、最大値でなくとも快適にコミュニケーションを行うことができました。最大値までの余裕が生まれたことで、より騒音のある環境でもコミュニケーションをとることができるようになり「音が小さくて聞こえない」という課題をクリアできています!
また、ノイズキャンセリング機能の改善も今回の検証を通して実感することができました。
滑走中の2人とコミュニケーションをとる際には、アップデート後のBONX Gripのほうが会話が聞き取りやすく、向かい風のある環境下での風切り音に対するノイズキャンセリング機能の改善を実感。円滑なコミュニケーションにより、良いショットをたくさん収められましたよ。
スノーボードと同じく風の影響を受けるロードサイクルでも、アップデートでより快適なコミュニケーションを楽しめると思います。
今回の大型ファームウェアアップデートでの「聞こえ」の改善をイメージしていただくことはできたでしょうか?
このアップデートにより、BONX Gripは今まで以上に快適なコミュニケーションを実現しています。ロードサイクルはもちろん、これからシーズンに入るスノーボードにおいても活躍するアイテムになると思います!
アップデートがまだの方は、BONXサイト内ヘルプページから手順を確認してアップデートしてみてください!
※BONX Gripのシリアルナンバーの最初の4桁がBX2Iの方はアップデートの必要はありません
それでは、次回の配信をお楽しみに。
GO MAKE NOISE
遊びを、遊び尽くせ。
BONX
2018年9月19日
こんにちは!
BONXの岩田です。
8月25日から約3週間にわたって開催された世界最高峰のロードレースのひとつ「ブエルタ・ア・エスパーニャ 2018」が9月17日に閉幕しました。
BONXアンバサダーのロットNL・ユンボも出場しており、Team BONXも大会からは目が離せませんでした!
今回はスペインを舞台に繰り広げられた激闘の結果をお知らせします。
ブエルタ・ア・エスパーニャは73年の歴史を誇り、「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」と並びグランツールと称されるサイクルロードレースのひとつ。
スペインを舞台に毎年8〜9月、約3週間にわたって開催されます。約3200㎞の道のりのなかに平坦、山岳、タイムトライアルなど様々なステージが用意されており、各ステージで繰り広げられる熱き戦いは必見です。
レースを通して選手たちが目指すのが「マイヨ・ロホ」という赤いジャージ。ステージが変わるごとに暫定で総合成績トップの選手がマイヨ・ロホを着るため、「今、誰が一番なのか」がひと目でわかるようになっています。
ステージが進むにつれて、ジャージを着ている選手が入れ替わっていく様子もこの大会の見どころのひとつ。そして全21ステージが終了した際に総合成績トップの選手が、最終的なマイヨ・ロホ着用者となります。
灼熱のスペインを駆け抜ける、総距離3271.4kmに及ぶレースを制し総合優勝を果たしたのはミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ!クリス・フルーム、ゲラント・トーマスに次ぐ、今シーズン3人目となるイギリス人のグランツール総合覇者となりました。写真中央のサイモンが栄光の赤いジャージ「マイヨ・ロホ」を着ているのがわかりますね。
2位はクイックステップフロアーズのエンリク・マス。3位はアスタナ プロチームのミゲル・アンヘル・ロペスとなりました。
そして我らがロットNL・ユンボからは、ステフェン・クライスヴァイクが個人総合成績で4位にランクイン!素晴らしい結果をありがとうございます!
第19ステージ時点では総合3位にランクインするなど、Team BONXもワクワクしながら応援していました。次回も楽しみですね。
今シーズンのUCIワールドツアーも残すところあと僅かとなってきましたが、最後まで気を抜けないのがワールドツアー。Team BONXは残りのレースもロットNL・ユンボの選手たちを応援します!
今回は世界最高峰の自転車レースのひとつ、ブエルタ・ア・エスパーニャの大会結果をお伝えしました。
総合優勝はミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ。ロットNL・ユンボからはステフェン・クライスヴァイクが個人総合成績で4位にランクイン!
さて、9月23〜30日に開催されるUCIロード世界選手権も要チェック!この世界選手権は普段のチーム戦ではなく、国別の対抗戦となるので、普段とは違った目線で楽しめますよ。是非お見逃しなく!
ブエルタ・ア・エスパーニャを戦い抜いた選手たちがスペインにあるオランダ大使館でBBQを楽しんでいる姿を記録した動画です。レース中ではなかなか見られないリラックスした雰囲気のチームを見ることができますよ。
それでは、次回の配信をお楽しみに。
遊びを、遊び尽くせ。
GO MAKE NOISE
BONX
2018年9月19日
今回のアップデートにより、BONX Gripの音量が従来比1.5倍に向上し、大幅に聞き取りやすくなりました。加えて、風切り音を抑えるノイズキャンセリング性能を改善したため、自転車などスピードの出るスポーツにおける聴感音量を向上させることに成功しました。
次期出荷分以降の製品にはすべて最新のファームウェアを搭載するほか、ご自身のパソコン(Mac OS 10.10 Yosemite 以上)でファームウェアアップデーターをダウンロードし手順に従って製品に書き込むことで、購入後のBONX Gripにもアップデートを適用できます。
※BONX Gripのシリアルナンバーの最初の4桁がBX2Iの方はアップデートの必要はありません
※Mac版のみの先行配信となり、Windows版アップデーターはリリース次第のご案内となります
音量をはじめとした「聞こえ」については製品発売当初からユーザーからの要望が多く、「音が小さくて聞こえない」「風切り音に声が消されてしまう」というお声を多数頂いておりました。過去にも数回のバージョンアップや機能追加をして改善に努めてきたものの、大幅なアップデートは実現していませんでした。
今年度に入ってから自転車ユーザーが急増し、風切り音対策は一番の課題でした。また工場や建設現場などの騒音のある環境でのニーズも増え、聞き取りづらさが導入検討のハードルになるケースもあったことから、改善が急務となっておりました。
今回のアップデートは、BONXが注力していくグローバル展開、日本におけるビジネスユース拡大に向けた大きな前進となります。今後も製品性能を磨き、音声コミュニケーションの可能性を追求してまいります。
“Be a User(自らがユーザーであれ)”を掲げているBONXでは、社員たち自らも自社製品のユーザーであることを何よりも重視して開発をしております。
今回のリリースにあたり、社長自らハイスピードで自転車を漕ぎ、社員たちが屋内スノーボード練習施設で実験をするなど、ユーザー視点でのフィールドテストを重ねました。耳への負担を考えて音量を上げすぎないこと、軽量性・安全性を損なわないようソフトウェア自体の機能で解決することなど、ユーザーとしての感覚を大切にして懸念事項を潰していきました。社員たちの体感でも「音量が上がった」と感じられたため、約半年間に及ぶ集中開発期間を経て、ようやくリリースに至りました。
パソコンとBONX Gripを繋いでファームウェアアップデートを行うことで、BONX Gripの最新機能をご利用いただけるようになります。公式WEBサイト上に公開されている、ファームウェアアップデートの手順をご確認の上、ファームウェアアップデートの実施をお願いいたします。
▼BONXサイト内:ファームウェアアップデートページ
▼お客様のお問合せ先
カスタマーサポート TEL: 03-6453-2699 EMAIL: info@bonx.jp
2018年9月12日
こんにちは!
BONXの鎌田です。
2018年8月25日にスノーヴァ溝の口にて屋内スノーボードイベント「YOUNG BOMB」が初開催されました!参加条件をあえて18歳から22歳に絞り、新進気鋭の若手ライダー陣から初心者まで多くの方が集まったイベントの様子を紹介します!
夜の23時から朝の5時までスノーヴァ溝の口を貸し切って行われたこのイベントには、平成最後の夏でもスノーボードをしたいと60名以上の方が集まりました。
ジブセクションではBOX, 塩ビとイージーなセッティングで、皆さんフリースタイルに楽しんでいましたよ。
初めてジブに挑戦する人でもゲストライダー陣からの丁寧なレッスンを受け、今までできなかった技が成功する姿もちらほら見受けられました。
どれだけ高くオーリーができるか。スノーボーダーなら一度は考えたあることかもしれません。最も基本的な技の一つであるオーリーの高さは他の技の完成度やスタイルにも大きく影響するとても重要な要素。
今回はそのオーリーで誰が一番高く飛べるのかを競いました。最初は30cmから5cmずつバーが上がり、優勝者はなんと70cmを飛んで大会は終了。お疲れ様でした!
今回イベントを主催したプロショップ「PASTiME」をはじめ、ライダー陣がサポートを受けているブランドなどからパーカーやビーニーなど協賛品のプレゼント大会も開催!
他にもバインディングや板(!)の太っ腹なプレゼントもあり、会場はくじ引きやじゃんけん大会で大盛り上がり!
PASTiMEのライダー達を筆頭に、ブランドやショップの垣根を超えて多くの魅力的な若手ライダーが集まってくれました。
今日本で乗りに乗っているゲストライダー陣を紹介します!
その他ゲストライダー陣として、鈴木星南, 岡本航, 高橋あおい,今村佑良が参加。
今回、イベントを企画したのはライダーではなくスノーボードプロショップ「PASTiME」でアルバイトをしている普通の大学生。
ライダー達と滑りに行けたり、ワックスのかけ方から教えてくれたりという「プロショップならではの魅力をもっと若い子たちに知ってほしい!」、「初めてスノーボードを買う人こそプロショップへと行ってほしい!」という熱い想いが今回のイベントの原動力となったと話してくれました。
彼がショップ店員を続ける中で仲良くなった同世代のライダー達と始めたこのイベントには、参加条件に18〜22歳とスノーボードのイベントでは珍しい年齢制限を設けています。
年齢制限がなく上手い人が集まるいわゆる”スノーボーダー”のイベントには、初心者やこれから上手くなりたい人が来づらいと感じることもありますよね。あくまでも若い世代のスノーボーダーがこのイベントで知り合って、冬にまた一緒に滑りに行くようなきっかけになればと思って始めたため、あえてこのような年齢制限をつけたのだとか。
そのためジブのアイテムをイージー目にするなど、とにかく初心者でも楽しめるようなイベントづくりを心がけていたそうです。
若い世代のスノーボーダーたちがこれからのスノーボード界を担っていく若い世代のために作り上げた本イベント「YOUNG BOMB」は多くの参加者とともに大成功で終了しました。
今後も雪山で一緒に滑りに行ったり、オフトレをしたりと同じ遊びを愛する者同士で仲良く活動していきたいですね!
今回ご紹介するのは、BONXアンバサダーのビクター・ダビエによるパークライド映像。BONXを使ってビクターとフィルマーがコミュニケーションをとりながら滑っている姿が印象的ですね。
普段はバックカントリーをメインの舞台としているダビエですが、以前はスロープスタイルの選手として成績を残していることもあり実力は折り紙つき。パークでも爽快に滑りを楽しんでいます。
それでは、次回の配信をお楽しみに。
GO MAKE NOISE
遊びを、遊び尽くせ。
BONX
2018年9月11日
『JDNデザインお仕事』にて、BONX社員3名のインタビュー記事を掲載していただきました。
▼「世界を遊び場にする」にモットーに、音のコミュニケーションデザインから新しい体験をつくる!
2018年9月5日
こんにちは!
BONXの岩田です。
夏も終盤に差し掛かっていますが、厳しい暑さはまだまだ続きそうですね。僕は暑さで完全にダウンしてしまい、39度近くまで熱が出てしまいました。体調にはくれぐれもお気をつけください。
先月8月22日〜26日に開催されたセーリング競技の全国大会である「第71回全日本スナイプ級選手権大会」にTeam BONXの西居が出場しました!今回は大会の概要と西居のセーリングの様子などをお伝えします。
全日本スナイプ級選手権大会とは、今年で71回目を迎えた歴史あるセーリングの大会です。今回は福岡県博多湾にある小戸ヨットハーバーにて開催されました。
今大会は過去最多となる78艇のエントリーで、いずれの参加者も地域予選や全日本スナイプマスターズ、全日本実業団選手権などのレースを勝ち抜いてきた精鋭揃い。そこに昨年の入賞者や過去の優勝経験者も加わり、日本一を目指した最高峰の戦いが5日間にわたって繰り広げられました。
※スナイプとは日本ヨット協会が公式戦で採用しているヨットで、全長4.72メートルの二人乗りのボートを指します。
全国の猛者が集まる国内最高峰の大会に我らがTeam BONXの西居も出場!
なんと今回は親子での出場でした。今回出場した実の父は34回もの全日本スナイプ選手権の出場歴があり、最多出場記録保持者なんだそうです。52歳になった今でも現役でヨットに乗り続けている、まさにプロフェッショナル。
西居自身も小学校から高校までセーリングをしており、高校時代には滋賀県代表として国体に2回出場した経験を持つ実力者。10年前にも一度親子で出場したそうですが、それ以降は西居はスノーボードにどっぷりハマってしまいヨットとは疎遠に・・・。今大会が8年振りのセーリングだったそうです。
大会は1〜3日目が予選シリーズ、4・5日目が決勝シリーズという日程で行われました。
台風の影響で風が安定せず、大会期間中は強風に見舞われる日もあれば、風があまりない日もあり、5日間を通して非常に難しいレースとなったそうです。
そんな厳しいコンディションの中、西居は78艇中20位で見事に予選通過!決勝ラウンドでは順位を落としたものの、36位でフィニッシュ。全国の猛者が集まる大会で健闘を見せました。
風に合わせたセッティングと風の振れを上手く掴めたかが勝敗を分けたそうです。
8年ぶりの大会を終えた、西居からのコメントをご紹介します。
「大会2日目までは上位に食い込める順位にいたので、『世界選手権いけるかも?』と考えたりしましたが”ヨットはそんなに甘くない”という感覚を久々に味わいました。一方で久しぶりに5日間も真剣勝負をする中で、勝負の楽しさも思い出しました。親子で協力して勝負出来るスポーツは数少ないと思うので、これからも仕事以外の時間を大切にしていきたいです。あとはやっぱり大会に出るからには勝ちたいので、ちゃんと体を鍛えていつでもセーリングができる準備はしておきます!」
今回は全日本スナイプ級選手権大会の様子をお伝えしました。「世界は僕らの遊び場だ。」というビジョンを掲げるBONXでは、仕事にも遊びにも全力で取り組むメンバーが多く在籍しております。
遊びに全力で取り組み、そこで得たインスピレーションやモチベーションを仕事に活かせる文化はBONXが持つ強みのひとつです!
今回紹介した西居が自身の経歴やBONXへの想いを語ったインタビュー記事も公開中ですので、ぜひご覧ください。
それでは、次回の配信をお楽しみに。
遊びを、遊び尽くせ。
GO MAKE NOISE
BONX