憧れもノリも通用しない。BONXから自分で奪い取れ|インターンMASAインタビュー

2019年1月9日

「遊びを遊び尽くす」会社であるBONXのユニークなチームメンバーを一人ずつ紹介していくインタビュー企画の第3回。

今回は学生インターン岩田による初のインタビューです。まだ社員が10数名の頃にBONXにジョインし、約1年間働いてきた学生インターンMASAに話を聞きました。社員顔負けの活躍ぶりの裏にあった、地道な努力のストーリーをお伝えします。

第一印象は「やばい」だった|CEO宮坂との出会い masa_interview_1

――BONXで働きはじめたのは、大学3年生だった2017年6月なんですよね。最初からインターンをしようと思って探していたんですか?

普通のバイトではあまり身につくものはないし、どうせならスキルを身につけられる場所で面白いことをしたくて、インターンを探そうとは思っていました。

2年生の後期に大学で「面白い授業ないかな」と探していたときに、上智大学が日本ベンチャー学会のサポートを受けて開講する「事業創造論」という授業を見つけたんです。スタートアップの社長、ベンチャーキャピタルの社員、社内ベンチャーや新規事業の担当など毎回違う方が登壇して講義をするもので、2〜3回受けてみて、面白い授業だったので、そのなかからインターンシップ先を選ぼうと思い、BONXと出会いました。

――大学の授業がきっかけだったんですね。

その授業に、BONX CEOの宮坂さんが講演者として登壇したんですよ。ちょうど僕もその時スノーボードをやっていたので、宮坂さんの話を聞いて「へえ」みたいな感じで興味が湧いてました(笑)。当時、自分は毎週その講義に出て色々なスタートアップの話を聞けていたのですが、宮坂さんはそれまで話を聞いてきた他のスタートアップとは何かが違ったんです。言ってしまったら結構変な感じなんですよ。空気が違うみたいな。

――どんな感じだったんですか(笑)

宮坂社長が『バイブスサンドイッチ理論』みたいな論文を書いたとか言っていて、「この人スノーボーダーだな」「やべーやつ来ちゃったな」と(笑)。でも僕としては、その授業の中で紹介されたスタートアップの中からインターン先を選ぶことは決めていたし、そのあと他の講義も聞いてみて「やっぱりBONXが面白そうだな」と思いました。

――そんな経緯があったんですね。最終的にBONXに入ろうという決め手は何だったんですか?

BONXはスノーボードから始まった会社だったので、自分の好きなことと関係があるほうがモチベーションが上がると思って、最後はとにかく面白そうだから決めたという感じですね。最初に受けた印象とは違って、やっているビジネスはかなり真面目だったというのも決め手のひとつではありました。

200〜300人から耳の型のサンプルをとってテストしたりと、いろいろな実験・検証を重ねてプロダクトを作っているというエピソードを聞いたんです。「遊び」の会社といってもビジネスは決して遊びではやっていなくて、「しっかりしているんだな」という印象を受けましたね。

それで社長にメールを送り、インターンとして働かせてもらうことになりました。

わからないことは必死に調べて吸収する|BONXでの1年間

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――インターンの募集があったわけではなく、自分でメールを送ったんですね。入ってからはどんな業務をしてきたんですか?

当時はやっと社員が10人になったくらいで、最初は手が足りていなかったバックオフィス業務からはじめました。取引先との電話でのやりとりや書類作成が主でした。

WordPressを使う業務がしたいという希望を伝えてはいましたが、社員さんから「会社に慣れるという意味でも、最初はいろいろな業務をやってみなよ」というアドバイスを受けて、数ヶ月はバックオフィスの担当でした。

その後は、やりたかったWordpressを使う業務や、メルマガの企画から作成・配信、Wantedlyに投稿する社員インタビュー記事の執筆など、マーケティング領域に関わる業務を担当できるようになりましたね。

――バックオフィスからマーケティングまで広い領域で業務されてきた中で、どんなスキルが身につきましたか?

ジョインしたばかりの時はスキルどころか、 CFOとかCVRとか言葉の意味がまず全然わからなくて、「は?知らないんだけど?」みたいな感じだったんですよね(笑)。だからとにかく追いつかないとと思って、そういう言葉を自分でひとつひとつ必死に調べました。Webまわりやマーケティングといった学校で教わらないようなことを、方法論から体系的な知識に至るまで勉強できたと思います。

――「わからないから教えてもらおう」と受け身にならずに、自分で勉強していく姿勢は素晴らしいですね。それができるようになったきっかけはあったのでしょうか。

社長がSNSに投稿した文の中に、「会社の成長に伴って自分も成長しなければいけないフェーズになってきました」という言葉がありました。当時の自分はその言葉を見て「社長でもこんなことを考えているのか」と衝撃を受けました。

――トップである社長がそのような言葉を発していると刺激をもらいますね。

その投稿を見て、「社長ですら自分の会社が進化するペースに追いつけないという危機感を持っているのに、まだ経験もスキルもない学生である自分が何も学ばなかったら、一生社長には追いつけない」と感じて、もうそれからはがむしゃらに勉強するようになりましたね。「停滞は衰退」という言葉があるように、自分が止まっている間にまわりは成長していると気付かされました。

そこから気になったことはとにかく調べて自分でやってみて、ライティングからコーディングなどの実践的なスキルも身につけていきました。自分自身のやりたい仕事もまだ定まっていなくて、一通り経験してそこからやりたいことを選びたいと思っていたので、いろんなことを経験しながら習得しているBONXの環境は自分にとってありがたかったです。

――創業3年目というステージから働いてきて、スタートアップならではの変化の速さなどを感じる部分はあったんでしょうか。

この会社以外で働いたことがないので、「スタートアップだからこう」みたいなことは言えませんが、BONXは最初11人だった従業員が今では約30人と、1年で3倍近くまで増えています。人数の面では、この1年でかなり成長してるなと。でも1番スタートアップならではと思ったのは、資金調達のフェーズを経験できたことです。

すでに安定した収益のある会社で新規事業をやるのとは違って、スタートアップはまず資金を調達するところから始まるんだとわかりました。そこからやっと自社サービスを伸ばしていけるかどうかの勝負がスタートするので、新規事業とは異なる覚悟感とスピード感を間近で感じることができました。

BONXにいたこの1年の間に、個人向けだけでなく法人向けサービスも始めようというフェーズに立ち会うことができたので、事業が進んでいく様子を間近で見れたのはいい経験だったと思います。

“普通じゃない人たち”と影響しあえる環境|働くスタイル

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――スタートアップで貴重な経験をされてきたと思いますが、その中でも印象的な業務はありましたか。

この業務が印象的、というのは正直ないですね。

――ないんですか?

というのも、自分は日々の業務は“積み上がっていくもの”だと考えています。たとえば体験会などの「イベント」は華やかだし印象に残るかもしれないですが、会社にどれだけプラスをもたらしたかという視点では、一発大きな仕事をすることよりも、日々の積み上げの方が重要だと考えています。

たとえば担当していたメルマガは週に1回配信することが目標だったので、毎週しっかりコミットして積み上げる必要がありました。自分としては「何か大きなことを成し遂げるというよりは、後になってから価値を実感できるような業務を日々積み重ねていこう」という気持ちで取り組んできましたね。

――とても素晴らしい仕事観ですね。自分もぜひ参考にします。BONXでインターンをやってきて良かったなと思う点はありますか?

面白い人がたくさんいるという点は本当に良かったと思います。社長をはじめ、良い意味で「ビジネスマンしかいない会社」ではないんですよね。 月並みの表現になってしまうのですが、仕事だけじゃなくても生きていける人たち、もしベーシックインカムの時代が来てお金に不自由がなくなったとなってもBONXをやるだろうなって人たちがBONXには集まっているんです。僕なんて稼がなくていいとなったらマジでスノーボードしかやらないだろうなと思いますけど(笑)。

――やらないのか(笑)まさにライフワークですし、趣味に真剣な人が多いですよね。

もともとスノーボードから始まった会社なので、スノーボーダーはもちろんいますし、釣り人もミュージシャンもいます。人生に仕事以外の柱がある人が多くて、そういう人たちと同じ職場で影響し合えている環境は非常に良かったですね。

スノーボード業界の話とかも結構耳に入ってくるんですよ。業界にかなり詳しい人がいるんで(笑)僕は大学生になってからスノーボードを始めたんですけど、業界の裏話とかが入ってくると特に面白いですね。仕事外のことですが、単純に職場の人たちと趣味が合い、一緒にいて楽しいことは大事だと思います。

世の中に逆ってでも情熱的に|BONXに向いている人

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――これからBONXでインターンを考えている人もいると思いますが、実際入ってみて感じたギャップなどはありましたか?

僕がいうのもおこがましい気がするんですけど、BONXは憧れて入るようなるところではないと思います。WEBサイトやWantedlyではイケてる感じを出していますが、実は将来を見据えた堅実な面があったりするんですよね。個々に求められているスキルは高いですし、インターンであっても容赦なく任せられます。もちろんノリとか勢いとかもめっちゃ大事。でも、ノリだけじゃ通用しないことはたくさんあります。

――なるほど。確かに自分も入って3ヶ月ですが、個々に求められるものは大きいと感じています。そんなBONXで活躍できる人はどんな人でしょうか?

「BONXから何かを奪い取って、それをBONXに還元してやろう」みたいな気概がある人がいいですね。積極的な好奇心と、強い意思があれば、活躍できると思います。

たとえば自分は積極的に人に話しかけるようにしていました。飲み会の場とかで、「◯◯さんは何をやってる人なんですか?」とか、インターンだから立場を気にせず聞けるんですよ。そこで聞けた話をメモっておいて、仕事に活かすようにしていました。「何かを学んでやろう」という姿勢があれば、みんなよくしてくれるはずです。

あとは、「普通は嫌だ」というあまのじゃくな人は向いているかも。何かしらの軸があって、ちょっとくらい世の中に逆らってでもそれを曲げない人がBONXには多いです。スノーボードでも何でもいいんです。とにかく自分の好きなものがあって、他人に流されずに熱心にやる人。そういう人が一生懸命になっていれば、この会社は受け入れてくれると思います。

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MASAは現在BONXを一旦離れ、スノーボードをするために大学を休学してノルウェーに滞在中です。ブログとnoteで日々の活動を発信中!こちらもぜひご覧ください。

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▼日々のスノーボード記録はこちら
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