トランシーバー・インカムの導入をお考えの方に

2019年3月25日

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離れたところにいる人とコミュニケーションを取るツールとして、真っ先に思い浮かぶのがトランシーバーやインカムですよね?

工事現場や飲食店などの業務用途だけでなくレジャーなどでも活用され、その利用範囲は多岐にわたります。

現代は1人1台スマホを持っていると言われている時代ですが、ワンプッシュで複数人に一斉通信ができたり、電波がないところでも使用ができる、そんな高い利便性のためにスマホが普及した現在でもその存在価値は揺るぎありません。

「普段の連絡は携帯電話で十分だけど、やっぱりトランシーバーを使いたい!」

今回はトランシーバー・インカムの導入をお考えの方に、トランシーバーの仕組みをご説明いたします。

トランシーバーって?

トランシーバーとは無線通信ができる電話のような機器のこと。

大別して以下の4つの種類に分けられます

1.業務用無線機

主に法人・任意団体・個人事業主の業務用での使用を前提とした無線機です。

こちらは無線機1台1台に免許が必要で、免許された法人などの社員同士の通信にのみ使用が限定されています。
つまりこの無線機を他の法人・団体・個人にレンタルすることはできません。
レジャーでの使用も許可されていません。

送信出力は5-25Wと大きく、通信距離も数十kmと広域で通信が可能です。

各事業者に対し専用の周波数が付与されるため混信もなく安定した通信が可能です。

2.デジタル簡易無線局(デジ簡)

デジタル簡易無線局は略して”デジ簡”と呼ばれ、無線従事者免許がなくても利用することができます。

ただし、免許は必要ありませんが、総務省に無線局の登録申請が必要になります。
業務やレジャーでも利用でき、レンタルでの使用も許可されています。

送信出力は1-5Wと大きく、通信距離は1-5kmと広域での通信が可能です。

通信距離に関しては本体のアンテナを交換することによってさらに拡大することも可能です。

3.特定小電力トランシーバー(特小)

特定小電力トランシーバーは略して”特小”と呼ばれ、こちらもデジ簡と同じように無線従事者免許がなくても利用ができます。

こちらは免許も登録も必要がないので購入したその日から使用が可能です。

送信出力は0.01Wと弱いため、通信距離は100-300mと狭く広域での使用には適しません。

無線機本体の価格も安く、取扱店も多いので、気軽に無線を利用したい方にはおすすめです。

4.IP無線

IP無線はDocomo、Softbank、Auなどの通信キャリアのデータ通信を利用して通信を行う機器です。
そのため厳密には無線機ではありません。
しかし、使用用途はトランシーバーと同じなので、トランシーバー専門店でも取り扱われています。

データ通信での通信になるので携帯電話の電波の入るところであれば距離は関係なく使用できます。

また他の無線機と違い、携帯電話のように双方向通信(同時通話)が可能です。

購入後は電波使用料しか掛からない無線機と違い、携帯の通信キャリアのデータ通信を使用するため、携帯電話のように月々の利用料金が発生します。

最近はスマホのアプリだけで上記のサービスを利用できるIP無線アプリというものもあります。
こちらの場合はスマホの月額利用料とデータ通信料のみで利用できます。
弊社商品のBONXもこのIP無線アプリに近いサービスになっています。

トランシーバーの使い方

携帯電話ですとアドレス帳などから特定の相手を選んで通話を開始できます。

しかしトランシーバーは特定の相手を選んで通信をするという仕組みではなく、同じチャンネルに合わせた機器同士で通信するという仕組みです。

例えばAさん、Bさん、Cさんの3名がトランシーバーを持っており、チャンネルを全員10chに合わせると、その3名で同時に通信が可能になります。

この時に他の誰かが10chに合わせるとAさん、Bさん、Cさんの会話が聞かれてしまう状態になります。

このような場合のプライバシー性を担保する意味でデジ簡には”秘話キー/秘話コード”という機能があります。お互いの機器の秘話キーを同じものに設定しておくと暗号化された音声同士で通信することが可能となり、通信を傍受されにくくなります。
ですのでプライバシー性の高いトランシーバーをご希望の場合は周波数が付与される業務用トランシーバーかデジ簡を選びましょう。

トランシーバーの通話形式

「そっちどう?オーバー」
「こっちは準備OK!オーバー」

このようにトランシーバーは話すと聞くという動作が別々の半二重通信(交互通信)で、電話のように双方向通信(同時通話)はできません。

ボタンを押した時だけ話せ、その声を繋がっている人たちが聞けるだけ。

しかし、近年では電話のように同時通話が可能な機種も増えてきています。

ハンズフリーモード(VOXモード)が搭載されたトランシーバー

従来のトランシーバーはPTT(Push To Talk)スイッチを押すと送話状態になり、スイッチを離すと受話状態になるのが一般的でした。

しかし、近年では音声に反応して送話するVOXモード(ハンズフリーモード)が搭載されている機種が増加しています。

わざわざボタン操作の必要がないので、両手がふさがっていたり、手が汚れていて機器を触りたくない時などに非常に便利に使用できます。

トランシーバーの利用シーン

このように上記の4種類のトランシーバーをご説明しましたが、それぞれの利用シーンに適したものを選ぶ必要があります。機種の特性だけでなく機能も考慮して選びましょう。

配送業での利用

配送業は移動範囲が大きいので、通信距離の狭い特小やデジ簡は適しません。
携帯のキャリア通信圏内での使用が主になるのでIP無線がおすすめです。

学校等のイベントでの利用

学校のイベント等で一時的に使いたい場合はレンタルで利用できるデジ簡がおすすめ。
免許の必要な業務用無線機は利用できません。

工場や工事現場での利用

工場や工事現場では騒音や両手が塞がっていることが多いので、ノイズキャンセリング機能やVOXモードがついたデジ簡やIP無線がおすすめです。

小売店や飲食店での利用

ファッションを取り扱うお店やおしゃれなカフェなどでトランシーバーの導入をお考えの場合には業務用のトランシーバーよりは目立たない、もしくは機器自体がカッコいいものを選ぶ必要があります。

警備や交通整理での利用

外での業務が主となる警備や交通整理での利用は防水性が高い機種がおすすめです。
少々の雨や衝撃でも機器が壊れないように堅牢性が高い機種を選びましょう。

公共性の高い業務での利用

電気・ガス・水道、鉄道・バス・タクシー、消防など、市民の生活に密着した業務での利用は業務用無線に限定されます。プライバシー性の低いトランシーバーは使用できません。

さいごに

以上トランシーバーについてざっとご説明いたしました。
参考になれば幸いです。

GO MAKE NOISE
遊びを、遊び尽くせ。

BONX


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