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自然公園・キャンプ場の無線機インカムの利用シーンと最適の機種を紹介!

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広大な自然を持つ国立・国定公園や近年利用者が急増したキャンプ場では、スタッフ間の連絡だけではなく、災害時や人命救助、迷子の捜索のために、日頃から無線機インカムの整備が必要です。 そこで、今回は自然公園やキャンプ場に無線機インカムを導入するにあたり、おすすめの機種や条件をご紹介します。

無線機インカムが必要となる公園とは?

馴染みのない人からすると、「日本に自然公園なんてたくさんあるの?」と訝しく思うかもしれませんが、島国の日本は約70%が森林に覆われています。 そして、日本の国土の15%が自然公園の面積となり、その数は国立公園が34ヶ所、国定公園は57ヶ所、県立自然公園は311ヶ所と、非常に多くの公園が全国に点在していることになります。

・国立公園 / 国定公園 ・ビジターセンター / 観光案内所 ・森林公園 ・自然公園 ・霊園 ・キャンプ場

今回ご紹介する無線機インカムは、主に上記のような場所で使用されています。

自然公園や観光案内所における無線機インカムの利用シーン

上記で挙げた公園は、いずれも無線機インカムの需要が高く、特に観光地として人気の公園は、あらゆる場面でスタッフの業務用連絡としてインカムが活用されています。 観光地も兼ねている自然公園は、必ず観光案内所(ビジターセンター)が玄関口にあり、自然公園と歴史博物館の管理を少数のスタッフで行っています。 公園内における無線機インカムの主な利用シーンとしては、

1.観光案内所と公園・公園内のスタッフ同士の連絡手段 2.大人・子供の迷子の捜索 3.災害時の緊急連絡手段

などが挙げられます。 国立自然公園の場合は野生動物の保護も担っているため、無線機インカムで離れのスタッフとの連携が欠かせません。

キャンプ場でも無線機インカムを利用するシーンが増加

キャンプ場イメージ

2018年からキャンプブームが再来し、さらに2020年の新型コロナを契機に屋外観光の需要が高まると、キャンプ未経験者の多くが関心を持つようになりました。 そのキャンプ場も広大な面積を有する自然公園内にあったり、見晴らしの悪い入り組んだ区画に整備されているため、複数人のスタッフによる監視と連絡が必要となります。

自然公園(観光案内所)・キャンプ場で導入すべき無線機インカムの条件

キャンプ場 散策 イメージ

では、自然公園(観光案内所)やキャンプ場で無線機インカムの導入を検討した場合、どのような条件を満たした無線機を購入すべきなのでしょうか。

1~3km以上の長距離通信が可能な無線機インカム

業務用に活用される無線機には「特定小電力トランシーバー」と「業務用簡易無線機」が挙げられますが、特定小電力トランシーバーは出力が0.1wと低く、通信距離はおよそ100~300m程度と狭い範囲となるので、自然公園をカバーすることは到底できません。 一方で業務用簡易無線機は1~3km以上の通信範囲を網羅できるため、小規模公園やキャンプ場では当該無線機で賄うことができます。ただし、森林が多い公園は、木々が電波の障害物となって通信範囲が狭まることがよくあるので、導入にあたっては実機でのロケテストが必須となります。トランシーバーや無線機の通信距離まとめ

公園内でグループ通話が可能な無線機インカム

歴史のある自然公園や霊園では、90年代に導入した構内PHSをいまだに使用しているところもあります。 構内PHSは通信範囲が狭いので、専用のアンテナを構築して屋外使用を可能にしています。そのため、「せっかくアンテナ工事をしたから、PHSが壊れるまで使いたい」といった理由で、スタッフの業務連絡に支障が出ているにも関わらず、だましだまし使い続けている様子も見受けられます。 しかし、PHSは1対1の通話しかできず、その他の無線機インカムのように1対複数のグループ通話ができません。通常の業務では問題なくとも、自然公園では災害や迷子の捜索など緊急連絡手段としての要素が大きいため、グループ通話は必須の機能となります。PHSが終了するのはなぜ?いつ?後継機も紹介

高レベルの防塵・防水仕様の無線機インカム

公園やキャンプ場のような屋外で使用するケースでは、防塵・防水仕様が必須です。無線通信機器は「IPコード」で表示され、IP56は「防塵が5・防水が6」となります。公園やキャンプ場で使用する際の目安は「IP56もしくはIP66」となります。

自然公園や観光案内所・キャンプ場でおすすめの無線機インカムを紹介!

公園 トランシーバー

下記では自然公園や観光案内所・キャンプ場などの導入におすすめできる無線機インカムをご紹介します。いずれも初期導入費用や月額のランニングコストが発生するため、導入の際は予算も含めて販売店の担当者に相談するといいでしょう。

1.アナログ機の買い替えの第一候補「デジタル簡易無線機」

現在アナログ簡易無線機を使用している公園は、2024年12月以降は使用が禁止されるため、デジタル無線に買い替えなければなりません。 デジタル簡易無線機は自然公園の大部分をカバーできるメリットはありますが、本体価格が1台8万~10万円前後と少し高額な初期導入費用が発生します。 また、アナログ無線機とは互換性がないため、デジタル簡易無線ではなく、別の無線インカムを使用することも視野に入れることもおすすめできます。簡易無線のデジタル化。アナログ機は2024年が期限

2.全国の拠点と通信を希望するなら「IP無線機」

電話回線を使うIP無線機は、通信制限なく全国の公園と交信できるのが特徴となります。電波が届かない圏外エリアでは使うことができない点がデメリットですが、専用のアンテナを設置することで、自然公園エリア内をカバーする通信範囲を構築することができます。IP無線とは?メリット・デメリットを初心者に向けて解説!

3.自然公園の管理と親和性の高い「スマホインカム」

IP無線機の次世代通信機として開発されたスマホインカムは、スマホに専用アプリをインストールするだけで使うことができます。 1対複数のグループ通話が可能となるほか、その他基本スペックはスマホに依存することができるので、防塵・防水のIPコードも高く、また写真・動画撮影機能も使用機会に恵まれるはずです。スマホの機能・仕様は、実は自然公園に適していると言えます。IP無線アプリとは?機能や特徴、無線機との違いを解説

自然公園やキャンプ場で無線機インカムを導入する注意点

自然公園 イメージ

自然公園やキャンプ場は場所によって地形がさまざまのため、「このエリアは絶対に繋がるだろう」という先入観はリスクがあります。 導入にあたっては、実機を用いた無線機インカムの通信テストを必ず行うようにしてください。無線機を業務活用するなら「BONX WORK」という選択肢