BONX WORK

  • ホテル・飲食
  • 課題解決
  • トランシーバー

飲食店におすすめなトランシーバーとは?種類や選び方を解説

飲食店におすすめなトランシーバーとは?種類や選び方を解説 イメージ

大きな飲食店ではスタッフがトランシーバーを使う場面を見る事も増えてきました。 トランシーバーを使えばスタッフ同士の連携も取りやすくなりますし、また料理の提供も素早く行う事ができます。 ですがトランシーバーはいくつか種類があり、飲食店ではどれを選べば良いか分からない方もいるかと思われます。 今回は、飲食店におすすめのトランシーバーの種類について見ていきましょう。

そもそもトランシーバーとは?

トランシーバー 数台

トランシーバーとは無線機の一種。携帯電話のように離れた相手とやり取りができるツールです。 ボタン一つで相手に音声を送る事ができる点が特徴的で、誰にでも簡単に操作できます。 基本的にインフラに依存しないので、災害などの緊急事態に使われる事も多く、携帯電話が普及した現在も利用者は多いのです。 またいくつか種類が分かれており、業務用無線機やインカム、IP無線などがあります。 また以下にトランシーバーについての記事のURLを載せますので、詳しくはこちらから見て頂けると嬉しいです。

インカムとトランシーバーの違いは?違いを解説!

トランシーバーの種類

トランシーバー インカム

トランシーバーとは何か、ここまで読んで頂いた方には理解できたかと思います。 しかしトランシーバーの種類を把握しない事には選ぶ事もできないですよね。 ここではトランシーバーの種類をいくつか見ていきましょう。

トランシーバーの種類①業務用無線機

ほとんどの方がトランシーバーと聞いてまず思い浮かぶのが業務用無線機です。 ボタンを押すだけという簡単な操作なので、誰にでも、どんな場面でも使用する事ができます。 電話・ネット回線などのインフラに依存しないのでいつでも使う事ができるというメリットから、建設現場や山間部での捜索などに使われる事も多いのです。 このように今でも様々な場所で使われる業務用無線機ですが、手に持つタイプが多いので常に片手が塞がってしまう・受話者が音声を送信できないというデメリットもあります。

業務用無線機とは?特徴から分かるメリット・デメリットや注意点まとめ

トランシーバーの種類②インカム

ヘッドセットとマイクが一体化したトランシーバーは「インターコミュニケーションシステム」縮めて「インカム」と呼ばれます。 常に手が空いた状態でいられるので作業しながら音声を聞く事ができる上に、業務用無線機とは異なり送話者と受話者がやり取りできるという点が特徴的です。 インカムはイベントでも使われる事がありますが、最近はコールセンター業務においても使用される事も増えてきています。 これからの活躍が期待できるトランシーバーであると言えるでしょう。

トランシーバーの種類③IP無線

ネット回線を使ってやり取りできるトランシーバーを「IP無線」と言います。 何といっても大きな特徴は通話距離が長く、また秘匿性がありセキュリティが高い点です。 これまでのトランシーバーのデメリットを全てカバーしている種類だと言えます。 免許が不要で誰にでも使える・中継器などが必要ないというメリットが魅力的ですが、回線が集中した時には繋がりにくくなる事があるという、ネットならではのデメリットも存在するのです。

IP無線とは?メリット・デメリットを初心者に向けて解説!

飲食店におけるトランシーバーの選び方

デスクレスワーカー飲食店 店舗の規模や面積、人数によっても適したトランシーバーは異なります。また使い勝手の良さやランニングコスト、ホスピタリティを感じられるデザインなど飲食ならではの選定ポイントがあるかと思います。トランシーバーを導入する上で重視すべきポイントについてご紹介します。

導入費用・運用費用

先ほどご紹介した業務用無線機やIP無線機はタフな機能が備わっているものの、価格が業務用無線で5万〜10万円前後、IP無線機はさらに高額な8万円〜12万円程度が相場とされています。 また落下や故障、コードの断線などは頻繁に発生するため修理費用や買い替え費用を考慮すると導入後の経費の増幅についても覚悟が必要です。 なお、2万円前後と比較的に低価格で導入できる特定小電力トランシーバーに関しても業務の最中に電池が切れてしまったり、突然断線し使えなくなったりといったことも度々あるため、イレギュラーな買い出しや買い替え費用の発生に悩まされることが少なくありません。 高額な導入費用をかけて数台を購入したものの、運用費用が想像以上にかかってしまい後悔する恐れもありますので導入費用だけでなく、運用費用も見通してバッテリーの充電方法やコードの有無、故障時の保証なども加味して検討するのが良いでしょう。 IP無線機の選び方を徹底解説!通話料もデータ通信も削減しよう

免許取得・登録は必要か

免許 申請・登録イメージ 無線機には免許の取得や登録が必要なものとそうでないものがあり、1W出力以上の業務用無線機やデジタルMCA無線は一般的に総務省総合通信局への免許申請または登録が必要になります。 特定小電力トランシーバーは出力が1W以下(正確には0.01W以下)と小さく通信範囲も狭いため、免許不要で利用が可能。IP無線も携帯電話と同じインターネット回線を使用して音声をパケットデータで伝送するため、免許申請や登録の手続きが不要です。 免許の取得および登録は一台あたり必要であり、申請には印紙代や申請手数料など各種費用が発生します。その他にも毎年電波利用料といった経費が発生することも念頭に入れておく必要があるのです。 また取得した免許状・登録状の有効期限は5年に定められているため6年目以降は再申請が必要になります。免許申請が必要な業務用無線機は導入に至るまでに申請の手間とコストがかかるだけでなく、電波法で定められた利用規約に従って正しく利用しなくてはなりません。 免許不要!無線機を無免許で利用する条件とおすすめの無線機とは

トランシーバーのコードの有無

インカム コード 飲食店では配膳、片付け、調理、オーダー、レジなどほとんどの作業で両手を使います。そのためハンズフリーでの同時通話が可能なトランシーバーの一種インカムを採用するところが増加しているのです。 忙しく動き回るホールではトランシーバーのコードの有無によって可動域や身軽さが大きく変わってきますし、調理中も事故を未然に防止する効果があります。 また先述の通り、トランシーバー・無線機のコードは想像以上に断線しやすく、毎月数本買い替えなくてはならないケースもあるのです。両手が塞がっている最中でもハンズフリーで会話ができるといったメリットだけでなく、ランニングコストも抑えることが可能。 コードをワイヤレス化したい場合はインカムまたは後述するインカムアプリBONX WORKがおすすめです。 トランシーバーをワイヤレス化する方法や手順、利用シーンまとめ!

デザインが飲食店の雰囲気にマッチしているか

これまでご紹介した業務用無線機・IP無線機・トランシーバー・インカムの通信端末は基本的に昔ながらのゴツゴツとした箱型のデザインとなっており、腰に装着して利用します。 無線機を使用して通信を取り合っていることは一目瞭然であるだけでなくお客様に無骨な印象を与えかねません。そのため飲食店によってはお店の雰囲気に馴染むか否か、という基準でトランシーバーを選定する場合もあるのです。 和気藹々としたファミリーレストランや活気のある居酒屋などでは無線機のデザインが店舗のイメージに影響を与える可能性は少ないと言えますが、ホテルのラウンジやラグジュアリーなイメージを持つ店舗、老舗の懐石料理屋などでは特に見た目もスマートなコミュニケーションツールに需要が高まっているのです。

飲食店におすすめのトランシーバーは?

レストラン シェフ イメージ

では飲食店で使う場合、トランシーバーはどれを選べば良いのでしょうか。 結論から言うと、飲食店には「インカム」がおすすめです。 まず飲食店においては ①常に作業可能な状態である事 ②連携が取りやすい事 ③地震・火事などの緊急事態に対応できる事 が重要視されます。どれもお客様の安心・安全を守るのに最優先されるべき事ですよね。それらの条件を満たすトランシーバーは、インカムであると言えるでしょう。 インカムであれば、常にハンズフリーの状態で待機する事もできますし、作業中にも音声のやり取りをする事もできます。 また料理の提供においても、離れた場所にいるスタッフがすぐに料理を受け取る事だってできますよね。災害時にお客様を安全な場所へ誘導する事も、すぐに行えます。 よって、飲食店におすすめのトランシーバーはインカムだと考えられます。 飲食店で使われるインカムについてもっと知りたいと思った方は、こちらの記事もおすすめです。

飲食店におけるインカムの使用例を紹介!

インカムよりおすすめしたいIP無線アプリBONX WORK

弊社ではグループトークソリューション「BONX WORK」というサービスを提供しています。 次世代のインカムとも呼ばれるIP無線アプリBONX WORKは50名(拡張可能)でのハンズフリーの同時通話が可能なグループトークソリューションです。 携帯電話会社のネットワーク(3G、4G)またはWi-Fiを使用するため距離無制限でリアルタイムのやり取りが可能。スマホ(iOSまたはAndroid)を所有していれば免許不要で手軽に導入することができます。 また一方が2階建以上の高層階、一方が地下でもお互い携帯の電波が通じる場所であればどこでも安定した通信が行えます。 さらに弊社リリースのBluetoothイヤフォンBONX mini、BONX Grip、BONX BOOSTは最先端技術が詰まった職人こだわりのデザインと設計に。ソフトウェアとイヤフォンがまとめてサブスクできる 全4パターンのプラン をご用意していますのでぜひご確認ください。

IP無線アプリとは?機能や特徴、無線機との違いを解説

まとめ

今回は飲食店におすすめのトランシーバーについて解説しましたが、いかがでしたか? 記事をまとめると、このようになります。 ・トランシーバーは無線機の一種であり、携帯電話と同じように離れた場所にいる相手とやり取りできる。 ・トランシーバーは業務用無線機やインカム、IP無線などがある。 ・飲食店に一番向いているのはインカムであると考えられる。 携帯電話が普及しても利用されるトランシーバーは様々な魅力があり、また飲食店の利用に最適な種類がある事も分かりました。 これからもトランシーバーの活躍の場はどんどん増えていくと思われます。 飲食店でトランシーバーを使う事はお客様を満足させるだけでなく、素早い行動と良いチームワークを作り出し、サービスの工場に繋がるのです。 飲食店に訪れる際は、是非トランシーバーに注目してみて下さいね。 ここまで読んでいただきありがとうございました。

無線機を業務活用するなら業務用トランシーバーがおすすめな理由と「BONX WORK」という選択肢