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介護見守りシステム「MAMORUNO」と「BONX WORK」が連携


この度、株式会社ZIPCARE(東京都千代田区:CEO 坂本創志 以下、ZIPCARE)が提供する見守り介護ロボット「MAMORUNO ship(まもる~のシップ)」(以下、MAMORUNO)とBONX WORKの音声通知API連携が完了したことをお知らせします。
本連携により、MAMORUNOが検知した利用者の状態変化(離床、起床、呼吸変化、脈拍変化など)に関するアラート通知が、BONX WORKを通じてリアルタイムに職員の耳元(イヤフォン)へ音声で届くようになります。これにより、職員はスマートフォンなどのデバイス画面を確認することなく、ハンズフリーで利用者の状況を把握でき、迅速な初動対応とスタッフ間のスムーズな連携を実現します。BONXは、高品質な音声コミュニケーションを通じて、介護現場の負担軽減とケアの質向上に貢献してまいります。

■連携の背景と目的
介護現場では、深刻化する人手不足の中で、職員一人ひとりの業務負担軽減と、利用者の安全確保を高いレベルで両立することが喫緊の課題となっています。MAMORUNOのような高機能な見守りシステムは、利用者の微細な変化を検知し、ケアの質向上とリスク管理に貢献しますが、アラート発生時に職員が都度デバイスを確認し、その情報をチーム内で共有するには手間と時間がかかり、迅速な対応の障壁となるケースがありました。
今回の連携は、MAMORUNOが捉えた重要なアラート情報を、音声コミュニケーションツールであるBONX WORKを介して、作業中の職員にもリアルタイムかつハンズフリーで伝達することを可能にします。これにより、情報確認の手間を削減し、即時の状況判断と迅速なチーム連携を促進。介護現場の業務効率化と、より質の高いケア提供体制の実現を目指します。

■連携によって実現すること
リアルタイムな音声通知: MAMORUNOが検知した利用者の離床、起床、呼吸変化、脈拍変化などの状態変化に関するアラートを、BONX WORKのイヤフォンを通じて即座に音声で受け取れます。
ハンズフリーでの状況把握: 巡視中や他のケアを行っている最中でも、スマートフォンやタブレットなどの端末を取り出すことなく、耳元への音声通知で利用者の状況を把握できます。
迅速なチーム連携: 音声通知を受けた職員は、そのままBONX WORKのグループトーク機能を使い、「〇〇号室、離床アラートです。対応お願いします」「了解、向かいます」といった情報共有や応援要請をスムーズに行えます。

■導入による効果
職員の負担軽減: アラート確認のためのデバイス操作や移動の手間を削減します。
迅速な対応: アラート覚知から初動対応までの時間を短縮し、利用者の安全確保に貢献します。
ケアの質向上: リアルタイムな情報共有により、チーム全体での適切な状況判断と、利用者一人ひとりに合わせた質の高いケア提供を支援します。
生産性向上: コミュニケーションの効率化により、現場全体の業務生産性を高めます。

■今後の展望
BONXは、これまでも介護業界のパートナー企業様との連携を進めてまいりましたが、今回のZIPCAREとの連携もその重要な一歩であり、今後も様々な見守りシステムや介護記録ソフト等との連携を積極的に推進してまいります。現場では、各種デジタルサービスが導入されても、最前線で働く従業員が情報へアクセスし活用するための手段、すなわち「現場DXのラストワンマイル」が課題となっています。BONX WORKは、このラストワンマイルをつなぐ「音声インターフェース」として、ハンズフリーかつ直感的な情報伝達とチーム連携を実現します。これにより、介護現場の生産性向上を支援するとともに、あらゆる現場におけるDXの浸透に貢献してまいります。

■「MAMORUNO ship(まもる~のシップ)」について
ZIPCAREが提供する「MAMORUNO」は、ベッドに設置したセンサーを通じて利用者の離床、起床、呼吸変化、脈拍変化などを非接触で検知し、リアルタイムに見守りを行う介護ロボットです。収集したデータは蓄積・可視化され、利用者の生活パターンの把握や個別ケアプランの作成に役立ちます。また、「データベースという共通言語を通じて、『気づき』をチームで共有」することを支援し、チームでの良質なケア提供とリスク管理に貢献します。異変発生時には設定に基づいたアラート通知で、スタッフの安心な業務遂行をサポートします。
サービスサイト: https://mamoruno.zipcare.co.jp/mamoship/

本リリースはPR TIMESでもご覧いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000020459.html