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BONX、アンドパッドが主宰する建設DX研究所に参画

現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK(ボンクス・ワーク)」を提供する株式会社BONXは、建設DXの推進による業界課題解決を目的とした任意団体建設DX研究所に参画したことをお知らせいたします。

◾️参画の背景
建設業界は、市場規模65兆円超、500万人以上が働く巨大産業でありながら、過酷な労働環境、生産性の低下、人手不足といった深刻な課題を抱えています。これらの課題解決には、建設DXの推進が不可欠です。

「世界は僕らの遊び場だ」を掲げて現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」を展開しているBONXは、これまでにも建設業界での課題解決に向けて、様々な取り組みを行ってまいりました。

今後は、建設DX研究所の他の参画企業との連携も積極的に進め、BONXの音声技術と他社の技術を組み合わせることで、一社単独では実現できない新たな価値を共創し、建設現場のDXを加速させてまいります。

◾️BONXの建設業界における直近の取り組み
BONXにおける建設業界での活動を一部ご紹介します。
NETIS登録技術: BONXの法人向けサービス「BONX WORK」は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています(登録番号:KT-230213-A)。公共工事での活用実績も多数ございます。(※1)

セーフィー社との資本業務提携: 2024年11月、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」を提供するセーフィー株式会社との資本業務提携を発表。映像と音声を組み合わせた現場ソリューションの共同開発など、連携を強化してきました。セーフィー株式会社は建設DX研究所のメンバーです。(※2)

大手ゼネコンでの導入実績: 西松建設株式会社をはじめとする大手ゼネコンでの導入が進んでいます。現場の安全性向上、生産性向上に貢献してきました。(※3)

建設現場に特化したソリューション、デバイス開発: 建設現場のニーズを深く理解し、多人数同時通話技術など、現場に最適化されたソリューションBONX WORKを提供しています。NTTソノリティと共同開発したマイク型デバイスBONX Stickは騒音下でもクリアな音声コミュニケーションを実現する高度な集音技術を搭載しています。(※4)

※1:現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録
※2:NTTソノリティが追加出資によりBONXを子会社化。NEXCO東日本・セーフィーも資本参加し、国内外の現場DXを牽引
※3:西松建設、未来を創る現場力を「映像」と「音声」によるDXで体現 | 株式会社BONXのプレスリリース
※4:騒音をカットし、話者の”声”だけ を届けるNTTの特許技術を搭載したコミュニケーションデバイス「BONX Stick」2月12日(水)より発売

◾️BONXの強みと今後の展望
BONXのウェアラブルデバイスと音声コミュニケーションプラットフォームは、建設現場の以下のような課題解決に貢献できます。
リアルタイムな情報共有: ハンズフリーでの音声コミュニケーションにより、作業中の指示や確認、緊急時の連絡などを迅速かつ確実に行えます。
多人数同時通話: 独自のグループ通話技術により、現場の様々なチーム間でのスムーズな連携を支援します。
騒音下でのクリアな音声: 高度なノイズキャンセリング技術により、騒音の激しい現場でもクリアな音声コミュニケーションを実現します。

さらに、BONX WORKは単なるコミュニケーションツールだけではなく、他のサービスと連携することでさらに大きな価値を現場に届けることが可能です。BONX WORKは、音声という現場の従業員にとって最も直感的で作業の邪魔にならないインターフェイスを提供し、他サービスからの情報を音声で現場に届けたり、音声から他のシステムの操作を可能にします。

BONX単体だけでは実現できない価値を建設業界に提供するべく、建設DX研究所での他の参画企業とも連携を深めてまいります。

◾️建設DX研究所 参画にあたりコメント
建設DX研究所 代表 岡本 杏莉より
2023年の任意団体の設立以降、様々な活動を行う中で、最先端の技術や画期的なサービスを提供する企業と出会い、議論を重ねてきました。このたび、新たなメンバーに加わっていただき、これまで以上に多様な視点が加わり、技術交流やイノベーション創出の機会がさらに広がることを期待しています。
今後も、これまでの活動を継続・発展させるとともに、新たなメンバーと共にDX推進の取り組みを強化し、建設業界のさらなる発展に貢献してまいります。引き続き、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

株式会社BONX代表取締役 宮坂 貴大より
BONXは様々な現場に向けて最適なコミュニケーションソリューションのあり方を追求しています。中でも建設現場は広さや高低差、騒音環境といった物理的環境の難しさだけでなく、関係者の多い裾野の広い業界構造となっており、企業が出入りしたり厳格な安全管理が求められたりと、コミュニケーションにとっても非常にチャレンジングな環境だと認識しています。
今回、建設DX研究所への参画を通じて我々としても業界の知見を深め、より建設現場に最適なソリューションを生み出すことでこの業界に貢献したいと考えています。
また、常に耳元にあるBONXは音声を介して様々なデジタルサービスを現場に届けられる立ち位置でもあります。他の加盟企業との連携も積極的に進め、一社単独では実現できない価値の共創に取り組んで参ります。

建設DX研究所への参画について、詳しくは建設DX研究所の公式noteをご覧ください。

◾️建設DX研究所について
建設DX研究所は、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業界が抱える課題の解決を目指す任意団体です。2023年1月に建設テック事業者を中心とした6社によって設立されました。最新の政策動向や技術に関する情報発信、勉強会の開催、政策提言などの活動を通じて、建設業界の発展に貢献しています。
Webサイト: https://construction-dx.org/

本リリースはPR TIMESでもご覧いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000020459.html