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[BONX×医療]病院でのBONX導入事例をまとめて紹介
一分一秒でも早く正確な判断が問われる医療の現場では、何より円滑なコミュニケーションが欠かせません。COVID-19のパンデミックで医療現場は空間的な断絶に陥り、医療現場のオペレーションには改善の余地があることが浮き彫りになりました。一方で音声DXを現場で活用し業務の効率化とシームレスな連携を図る医療現場も増えているのも事実です。そこで今回は実際にBONXを導入している病院およびクリニックの事例をもとに、BONX導入前後の変化や具体的な活用方法などをご紹介します。
ナチュラ動物病院様
ナチュラ動物病院様では移転により2階建ての構造となったことをきっかけにBONXを導入いただきました。 ワンフロアであった頃とは異なりスタッフの所在確認に時間がかかり2階で働くスタッフとの連携も困難だったと言います。 現在は距離無制限のBONXを導入いただき、受付・獣医師・看護師・トリマーの他業種による効率的なオペレーションを構築。 BONXを通じて全スタッフが繋がることで患者様の待ち時間削減に成功しています。
トリミングルーム併設の動物病院でスタッフ全員が一つのチームに|ナチュラ動物病院様医師・看護師とトリマーによるタイムリーな情報共有が実現
1階で皮膚の状態をチェックして2階へ伝達したり、2階でトリマーが皮膚の病気に気づいた時に1階へ伝達したりといった用途でご利用いただいております。 以前使用していた内線では情報共有の度に手を止めなくてはなりません。一方BONXであればハンズフリーでもスムーズに皮膚の状態を伝えたりシャンプーの指示を出したりといったことが可能です。 またドライヤーを使用するトリミングルームでは騒音で着信に気づかないことも度々あったと言いますが、BONXは直接耳へ音声を届けられるため一発で情報が伝えられるようになったとご好評をいただいております。
人を探すストレスが軽減され治療に集中できる環境へと変化
ナチュラ動物病院様では人数が少ない日に4〜5人が散らばってしまい探すのに20秒、30秒かかることが1日に5回〜10回あったそうです。 現在はヘルプが必要だったらすぐに呼ぶことができ、所在確認にかかっていた時間を大幅に削減できているとのこと。 本当に忙しい時に人や物を探すストレスが解消され、診察に集中できたり動物の治療に集中できるということは動物病院にとって有益なことだと語られました。
飼い主様と動物の不安とストレスを軽減
以前と比べ飼い主様と動物を受付や会計でお待たせしてしまう時間を削減できているそうです。飼い主様は病気の動物を連れてきて待合室で受付を待つことに強い不安やストレスを感じていたことを課題視。BONXを通じてチーム連携することで各分野のスタッフが診療に集中できるようになり、診察室に入って診察を終え、すぐに会計して帰れるといった状態を作り出せているとのことです。 飼い主様にとっても動物にとっても良い成果であると院長よりお言葉をいただいております。
生成脳神経クリニック様
業種:医療/利用人数:10名/プラン:エントリー/端末:BONX BOOST
生成脳神経クリニック様は香川県高松市にある脳神経外科の専門医です。救急患者を受け入れることもある医療現場では看護師と医師、放射線技師と医師の導線が重要だと言います。また発熱外来では受付事務と院内による遠隔でのコミュニケーションも欠かせません。 BONXを通じてスタッフ全員が繋がりチーム連携を強化したことで、発熱外来と一般外来のゾーニングや緊急性の高い患者への迅速な対応が実現しているそうです。
救急現場での緊急対応と発熱外来における対人リスク削減にBONXが活躍|生成脳神経クリニック様ご来院から検査までの時間短縮と感染リスクの低減に成功
生成脳神経クリニックではBONXを導入したことで、発熱のある患者様のPCR検査を非対人で行えていると言います。具体的な流れについてもお話を伺いました。 1.発熱した患者さんからの電話を病院の事務が受け取り検査時間を指定 2.患者さんがクリニックに来られた際に窓口(事務)へ電話 3.事務から現場の看護師へお車ナンバー・氏名等を伝達 4.看護師が院外にてPCR検査を実施 5.看護師から医師に検査結果をBONXで報告 このように一般の患者様との接触を避け、導入からPCR検査を実施し、検査結果を報告するまでの流れを円滑に行っているとのことです。感染症対策に効果を発揮することはもちろん、患者様をお車でお待たせしないオペレーションに成功しています。
放射線技師との円滑なコミュニケーションが救急医療を効率化
脳出血・脳腫瘍のある患者様の対応では医師と現場の放射線技師が連絡を取り合いながらいかに早く患者さんを搬送できるかが重要です。朝から手が痺れています、ものが言えませんといったように緊急性の高い症状の患者さんに関しては「ちょっとこの方急ぎますよ」といったやりとりを医師の方から技師へ連絡しているとのこと。医師が直接全員へ伝達することでスタッフに緊張感が走り、より迅速な対応ができていると語られました。 またMRIを撮影してみて万が一頭の中で事件が起きていた場合にも、「先生、脳梗塞ありますよ。この方どうにかそちらで診てください。」といったように情報を一瞬で共有できるのは非常に重要で、患者さんが恩恵を受けることだと思うのです。とのご意見をいただきました。
あんざい歯科医院様
業種:歯科医院/利用人数:10名/端末:BONX BOOST
トランシーバーの頻繁な電池交換やコードの断線、外へ漏れ出るほどのノイズにフラストレーションを感じていたあんざい歯科様ではこれらの課題を解消するためBONX WORKの導入を決意。
現在は院内コミュニケーションだけでなく歯科訪問診療にもお役立ていただいております。
かねてより距離無制限の音声ツールに高い関心を寄せられていたあんざい歯科医院様ですが
・遠方でもコミュニケーションができるという点
・インターネット回線なのでノイズが走らないという点
・バッテリーの持ちが良い点
以上3点が決め手となりBONX WORKを導入したと言います。
治療のアドバイスにも最適な音声ツール
顕微鏡を使って治療している状況をモニターに映している際、BONX WORKを使って勤務医の先生の後ろから「こういう時はこういう風にしたほうがいいよ」と陰ながらアドバイスが可能に。 BONX WORKはノイズキャンセリングによる鮮明な音質に強みを持っています。互いの言葉を聞き漏らすことなく指示が正確に伝わることから治療を成功に導くツールとしてもご活用いただいております。
距離無制限のBONX WORKは訪問診療でも活躍
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として厚生労働省に認可されているあんざい歯科医院様では居宅・介護施設・グループホームを対象とした訪問歯科診療を実施しています。 院内スタッフと外出中のスタッフの連絡手段は電話のみ。院内の外線にかけてしまうと患者様の回線を塞いでしまい、携帯電話でのやりとりは画面を開くことが困難なシーンが多々あると言います。 BONX WORKを導入してからは院内外の様子が常に共有できる状態になり、トラブルや緊急時の対応が高速化したとご意見をいただきました。訪問歯科診療での密な業務報告からCT写真を共有しながら遠隔での指示出しが可能に。イレギュラーな症例に対して院長がオンライン診療のような形で治療に当たることもあるそうです。 リアルタイムでコミュニケーションが図れる安心感から訪問診療に赴くスタッフの心理的な負担軽減にも繋がっています。
ニセコインターナショナルクリニック様
業種:病院/端末:BONX BOOST
ニセコインターナショナルクリニック様ではかつてトランシーバーを利用していましたがコードの煩わしさと音質に課題を感じ、院内ピッチ(PHS)のみでコミュニケーションを図っていたと言います。 しかし2回線のラインはすぐに埋まってしまい、受付は電話中に応答できないことから医師が席を立って伝達しに行かなくてはなりませんでした。 BONXを導入して以来席を立って伝達しに行く手間を省くことに成功し、一瞬も時間を無駄にできない現場でのタイムリーな情報共有を実現しています。
診察中もハンズフリーで即時の情報共有!オンライン診療にも活用|ニセコインターナショナルクリニック様クリニックの端から端まで壁を介したコミュニケーションが実現
ドクター、看護師、事務がBONXを使って快適なコミュニケーションを実現しています。 クリニックの端と端に離れたドクターと事務がリアルタイムで繋がれることで席を立つことがほぼなくなったとご意見をいただきました。直接伝えに行く時間が大幅に削減され即時性の高い情報共有に役立っていると言います。患者様の診察中にも会話することができるハンズフリーモードもご利用いただいております。
オンライン診療・電話診療にも活用
紹介状の作成依頼や紹介先の指示、次回の予約など医師からのオペレーションをはじめオンライン診療や電話診療にもBONXが活躍。患者様の携帯からかかってきた電話をBONXで受け取り遠隔から診療することもできるようになりました。 BONXなら携帯電話よりも秘匿性・安全性に長けた通話が行えます。トランシーバーと比べ傍受や混信といったリスクが低いことから患者様のプライベートを守ることが可能です。
PHSが終了するのはなぜ?いつ?後継機も紹介昭和大学江東豊洲病院脳血管センター様
業種:病院/利用人数:10名/端末:BONX Grip/プラン:ビジネス
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、現在多くの病院では患者様と接する時には必ず防護服を着用しています。それに伴い防護服を着用するメンバーとしないメンバーとの間で空間的な断絶(ゾーニングと呼ばれ、院内で汚染区域と清潔区域を明確に区別すること)が発生。これに伴い今まで通りのコミュニケーションが困難になったため、昭和大学江東豊洲病院脳血管センター様はBONXの導入を決めたと言います。感染防御とコミュニケーションを両立し、スピーディな診療が実現|昭和大学江東豊洲病院 脳血管センター様
コミュニケーションの精度が向上、業務の効率化を実現。
看護師として勤務している福嶋様は、BONXの導入で業務の無駄が減ったと言います。一分一秒を争う医療の現場では、どうしても早口になってしまったり、抑揚や距離によって音声を聞き取りづらい状況も多々ありました。そのため都度内容を確認し直したり、そもそも聞き直すタイミングが掴めなかったりと余計なコミュニケーションが発生。しかしBONXの導入後は確実に音声を聞き取れるようになり、無駄な動きや余計なコミュニケーションが減少。効率よく業務を行えるようになりました。 同じく看護師として勤務する高松様は、特に緊急外来時のシーンでBONXの効果を実感しています。患者様が緊急外来で搬送された時のあらゆるコミュニケーション、例えば医師の診察の内容やご家族への説明、カテーテル室までの到着の時間など状況をBONXによって、リアルタイムで共有できるようになりました。
コロナ禍でも今まで通りのコミュニケーションが可能に。
西村様はこれまで、放射線技師としてカテーテル検査を行う血管撮影室(以下、カテ室)で勤務していました。しかしコロナウィルスの感染拡大防止のため、カテ室とすぐ脇にある管理部屋とを思うように行き来することができず、連携が上手く取れない状況に。マイクを使えばやり取りはできるものの、そのためにわざわざ移動したり、手を動かしたりと通常の業務に支障が出ていました。そんな時このBONXを導入し、コロナ禍でもこれまでと変わらずカテ室と繋がり、今まで通りのやり取りが可能になったそうです。
お茶の水矯正歯科様
業種:歯科医院/利用人数:10名/端末:BONX Grip
東京都千代田区に位置するお茶の水矯正歯科様は、主に矯正治療・ホワイトニングを専門に扱う歯科医院です。もともとBONXという言葉は知っていたと語るのは院長の栃木歌子様。新型コロナウィルスの対策としてBONXの無料貸与を行っているのを知り、BONXの導入に踏み切ったそうです。 (参照:医療機関に「BONX」を合計1,000台規模で無期限・無償貸与提供開始)(*「医療機関へBONX合計1000台の無期限・無償貸与提供」の新規お申し込みは2020年6月末をもって終了しました。)スマホインカムで三密対策。リモート社員との連携で業務効率化|お茶の水矯正歯科様
BONX導入後はフロアをまたいでもやり取りができるように
お茶の水矯正歯科様では一階と二階にフロアがまたがっているため、院内で円滑なコミュニケーションを取るのが困難という課題を抱えていました。こうした課題の解決に向けてスタッフ間で連絡を取りあうために携帯電話を使用していたものの、わざわざ電話をかける必要があり、非常に煩わしく感じていたようです。またインカムを導入するにしても有線ケーブルが邪魔になるのではないかと考え、導入を見送ったと語っています。 しかしBONX導入後はコミュニケーションが円滑になったことでこうした心理的ストレスを解消。フロア間でのやり取りがしやすくなり、業務を効率よく行うことができたと言います。ドクター栃木様の目線ではスタッフの動きが把握しやすくなったとも語っており、スタッフからの質問を受けることが多いドクターの立場ならではのメリットだと言えそうですね。
どこにいてもリアルタイムで情報を共有し、チームワークを強化
お茶の水矯正歯科様では16名のメンバーのうち、10名がBONXを使用し、主に2通りのコミュニケーションを行なっています。主軸となるのはドクター・歯科衛生士・受付による院内でのコミュニケーションです。こちらの矯正歯科では一人の患者様に対し、基本的に3-4人で対応しています。このときにBONXを活用することで、院内のどこからでも患者様の情報共有が可能になっています。このBONXのおかげで、業務を効率よく行えるようになった他、コロナ対策の一環である3密の回避の実現にも効果的だと語っています。 二つ目は離れた場所からお茶の水矯正歯科の業務を支える在宅ワーカーとのやり取りです。在宅ワーカーの方々がデータベースで予約状況を確認。それらをBONXを使って現場のスタッフに随時シェアしています。またLINEでの予約も受け付けているため夜間に予約が入ることも。夜間の予約も翌日の朝までにミーティングで確認、その後BONX経由で全体にシェアすることで、以前のようにいちいち電話をかける必要がなく、業務の効率化はもちろんストレスの解消にも繋がっています。
まとめ
今回は実際にBONXを導入している病院・クリニックの事例をもとに、BONX導入前後の変化や具体的な活用方法などをご紹介しました。どの施設でも院内のコミュニケーションが思うように取れなかったためBONXの導入を決めたと語っていましたね。迅速かつ正確な判断が常に求められる医療の現場において、コミュニケーションの大切さは言うまでもないでしょう。今後BONX WORKが医療の現場でどういった活躍を見せてくれるのか楽しみですね。病院における音声DXの導入例をご紹介!
BONX WORKについて
弊社では「BONX WORK」というサービスを提供しています。離れた場所でもBONX純正イヤフォンと専用のアプリ、インターネット環境があれば離れた場所でもハンズフリーでやり取りが可能になります。この機会にぜひ一度「BONX WORK」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。 詳しい機能や料金プランなどはこちらのHPからご確認ください。
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