- 種類・仕組み
- トランシーバー
免許不要で持てる高出力トランシーバーはない【遠くまで通信できる無線機を紹介】
「免許不要で持つ事ができ、遠くまで通信可能な高出力トランシバー」をお探しの方も多くいらっしゃいますよね。しかし、残念なことに今現在は免許不要で持つ事ができ高出力のトランシーバーは発売されていません。 しかし、可能であれば申請が複雑で申請料も高い「免許」を取得する事なく遠くまで通信することができるトランシーバーを使いたいですよね。そこでこの記事では免許が必要なトランシーバーと免許不要で持つ事ができるトランシーバーとの違いやおすすめのトランシーバーについて解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください!
免許不要で持てる高出力のインカムはない!
申請が複雑で申請料も高い無線機の免許。できることなら免許を取得する事なくできる限り通信可能な距離が広いインカムを使いたいですよね。しかし、残念なことに免許不要で持つ事ができる高出力インカムはありません。 これは、電波が限りある有限希少な資源であるためです。電波を割り当てることができる最大数には定めがあり、多くの人が自由自在に使ってしまうと干渉してしまうなどさまざまな弊害が発生します。そのため、出力が強い無線機については免許により規制し、総務省が管理しています。
免許不要だが出力が弱い「特定小電力トランシーバー」
特定小電力トランシバーは名前に「トランシーバー」とついていますが、インカムタイプの特定小電力トランシーバーも発売されています。 特定小電力トランシーバーは免許不要で持つ事ができますが、出力が弱く、最大500mほどの距離としか通信することができません。また、遮蔽物や障害物に弱いのがデメリットです。 このような理由から、特定小電力トランシーバーは小規模なイベントや障害物の少ない室内での使用におすすめです。
免許が必要だが出力が強い「簡易業務用無線機」
簡易業務用無線機の使用には「免許」が必要ですが、とても出力が強く最大5Kmほど離れた場所とも通信することができます。しかし、冒頭部分でも触れたように免許の取得には多額の費用が発生し、5年ごとに免許の更新費用の支払い・手続きが必要となります。 現状、免許不要で持つ事ができ、高出力の無線機は残念ながらありません。しかし、免許不要で使う事ができ、距離に縛られることなく通信することができる無線機があります。それが、「LATE無線機」や「IP無線機」と呼ばれるタイプの無線機です。
→トランシーバーの通信距離はタイプにより異なる【伸ばす方法も紹介】
免許不要で通信距離に縛られずコミュニケーションを取りたいなら「LTE無線機・IP無線機」がおすすめ
免許不要で持つ事ができ通信距離に縛られることなく通信したいのならば「LTE無線機」や「IP無線機」がおすすめです。LTE無線機やIP無線機は携帯電話の電波を使った無線機で、携帯電話の電波が届く範囲であれば、どんなに離れた相手とも通信することができます。ここでは、そんなLTE無線機やIP無線機の特徴についてわかりやすく解説していきます。
特徴①:混信のリスク無く通信できる
通所の「特定小電力トランシーバー」や「簡易業務用無線機」であれば、限りある周波数を利用者同士で分け合って利用しています。そのため、空いている周波数が無い、もしくは混み合っている場合「混信」してしまう原因となります。しかし、LTE無線機やIP無線機であれば携帯電話の電波を利用しているため混信のリスク無く通信することができます。
特徴②:携帯電話の電波を利用しているから距離に縛られずに通信可能
LTE無線機やIP無線機は携帯電話の電波を利用しているため、携帯電話が繋がる範囲内であればどんなに離れていたとしてもコミュニケーションを取ることができます。また、室内でも携帯電話を使う事ができるように、室内と室外とのコミュニケーションもスムーズに行う事ができます。
特徴③:携帯電話の電波が届かない「圏外エリア」では通信できない
LTE無線機やIP無線機は携帯電話の電波を使っているため、携帯電話の電波が届かない「圏外エリア」では通信することができません。そのため、携帯電話の電波が届かない地下や海上・樹海などでの利用には向いていません。ほとんどの場所で携帯電話は使えるかと思いますが、一部使えないエリアもあるので注意してくださいね。
特徴④:利用の有無にかかわらず毎月「通信料」が発生
LTE無線機やIP無線機は携帯電話回線を利用しているため、契約している限りは利用の有無に関わらず「通信料」を支払う必要があります。また、毎月の通信料も意外に高く、一台あたり2,000円ほどが相場と言われています。正直、格安SIMのスマホ通信料の方が安いですよね。
→ 欠点だらけ?トランシーバーに潜むデメリットを種類別に解説【インカムも】LTE無線機・IP無線機の良いところ取りをしたBONX WORKとは
LTE無線機やIP無線機の良いところ取りをしたサービスがBONX WORK(ボンクスワーク)です。 BONX WORKを導入する事で、 ・免許不要で使う事ができ、どんなに離れていても通信できる ・ネット回線を利用しているから混信リスクがない ・毎月定額で利用できる「サブスクリプションサービス」だから安心 これらのメリットがあります。それぞれ詳しく解説させていただくので、ぜひ参考にしてください。
特徴①:免許不要で使う事ができ、どんなに離れていても通信できる
BONX WORKはインターネット回線を活用したコミュニケーションデバイスです。インターネットがだれでも免許不要で利用することができるように、BONX WORKも免許不要で利用することができます。また、インターネット回線を利用しているため、距離や国に関係なく通信することが可能です。
特徴②:ネット回線を利用しているから混信リスクがない
混信とは、無線機で利用している周波数が混み合ってしまい上手く通信する事ができなくなってしまったり、ノイズが多く発生してしまう減少の事を指します。通常の無線機であれば空いている周波数の状況次第で「混信」してしまうリスクがありすが、BONX WORKならインターネット回線を利用しているため混信のリスクがありません。
特徴③:毎月定額で利用できるサブスクリプションサービス
トランシーバーを導入しようと思った時に、本体を購入したり、必要であれば免許を取得したりとさまざまな手間や費用が発生します。しかし、BONX WORKであれば免許不要で利用することができ、デバイスもサブスクリプションで導入する事が可能です。契約するために必要な契約事務手数料なども無く、ゼロコストで利用をはじめることができますよ。BONX WORKのサブスクリプションは月額500円から始められるエントリープランとビジネス向けの機能を多く取りそろえた月額1,200円のビジネスプランの2つをご用意しております。
料金プラン詳細については下記ページを参考にしてください。
→無線機を業務活用するなら業務用トランシーバーがおすすめな理由と「BONX WORK」という選択肢 →BONX WORKの料金プラン詳細はこちら
まとめ
この記事でご紹介させていただいてきたように、残念ながら免許不要で持つ事ができ高出力のトランシーバーはありません。これは、電波が有限希少な資源であるためです。また、免許不要で持つ事ができる特定小電力トランシーバーは出力が小さく遠くまで通信することができません。 BONX WORKなら免許不要で利用することができ、どんなに離れていてもインターネット環境があればコミュニケーションを取ることができます。ぜひこの機会にお乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか。