- 介護
- 〜49名
- 情報共有
- 生産性向上
- 複数フロアでの利用
気づきをリアルタイムに発信できる笑顔と声に溢れた大型老人ホーム|ALSOK介護グループ ホームステーションらいふ羽田大鳥居様
ALSOK介護グループ ホームステーションらいふ羽田大鳥居

ALSOK介護グループ ホームステーションらいふ羽田大鳥居
介護基本
データ
- プラン
- エントリープラン
- 利用人数
- 10名
- 過去のツール
- スマホ内線アプリ
課題
- 一斉共有ができず個別に連絡していた
- 内線アプリでは個別に内線番号を把握しておくのが手間
- 個別電話では会話を諦めてしまうケースが多い
効果
- 声を発するだけで全体に伝わるようになった
- リアルタイムに1対Nでの会話が可能に
- 会話量が増えてさらにチームワークが深まった
2021年2月に開設されたホームステーションらいふ羽田大鳥居様は東京都大田区の羽田空港付近に位置する有料老人ホームです。
介護が必要な高齢者と自立のご入居者さまを含め57名が生活しています。
広大な敷地の5階建て施設で階を分けた感染症対策にも取り組まれており、距離の離れたスタッフとのシームレスなオペレーションにBONXを活用。
また県外からも多くのご家族やご友人が来設されるホームステーションらいふ羽田大鳥居様では面会時の連携にも一役買っているそうです。
業種:介護/利用人数:10名/プラン:エントリー/端末: BONX Grip
ホームステーションらいふ羽田大鳥居様ではスタッフ9名と施設長の合計10名がBONX Gripを使用してリアルタイムの情報共有を行っています。
介護施設におけるコミュニケーション向上のメリットやご入居者さまのQOLへの影響について介護職員と施設長にお話を伺いました。




BONX導入の経緯についてお聞かせください
施設長 -
会社の方から「今後導入を考えているから試してみないか」ということではじめたのがきっかけです。
使ってみると施設を走ることも口頭で伝えに行くこともなくなり、内線番号を覚えなければならないという負担が解消されました。
また今思っていることをその場で言えるようになり非常に楽になったことから本格導入に踏み切りました。

どのような点が導入にの決め手になりましたか
施設長 -
職員同士の会話が増えたことです。元々仲がよく会話はしているのですが、BONXがあることでよりコミュニケーションが取れるようになったと実感しました。
今起こっていることをすぐに報告してもらえるという点に魅力を感じたのです。


施設長 -
施設の中にいるときは常につけているのですが、外出中もBONXを装着して職員と会話しています。
職員が遠くの場所にいても何かあれば緊急で連絡が耳へ入ってくるので質問に対して回答する形で利用しています。
指示出しだけでなく、職員の声かけに対して違和感を感じた際にもその場で注意しています。後回しにすると私も忘れてしまうのですぐに指導ができるというのは便利です。

BONXを活用したオペレーションについて教えてください
職員 -
「おやつの時間になるので誘導に入ってください」といった日常的な会話をはじめ、看護師がご入居者さまの居室に入られて状態がいつもと違う時に「〇〇様、今こういう状態です。これからドクターに報告して皆さんにお伝えします」といった緊急のやりとりにも活用しています。

施設長 -
この施設は事務所も食堂も2階にあるのですが玄関は1階です。
ご家族やご友人が面会にこられた時に玄関対応は私がすることも多いのですが、その際に「〇〇さん面会です」と各階のスタッフに話しかけると現場で準備を前もってしてくれるようになりました。
また転倒事故や熱発など報告もその場ですぐに耳へ届く点も非常に助かっています。

スマホ内線を使用していた頃と比べどのような課題が解消されましたか
施設長 -
1人のスタッフに伝言してから全員に伝わるのがとても遅かったのが課題でした。それが現在はBONXを装着しているスタッフ全員に一瞬で伝わります。
また感染症対策としてご入居者さまが生活する階を分けていて3階から5階まで職員を配置しているのですが、各階にいるスタッフと一気に会話ができるようになったのは業務効率化に貢献していると思っています。

BONXを導入してどのような変化がありましたか
職員 -
内線では誰が何番を使用しているかわからないので、都度メモをしておく必要があります。内線番号を覚えていない場合にメモを見返すのが手間になってしまって、細かいことは発信しなくてもいいやというと諦めてしまっていたこともありました。
ですが現在は全員が一つのルームに入っていているため、リアルタイムに情報を伝えることができ、細かいことまで会話するようになりました。
これまで自分からは発信しなかったスタッフも積極的にコミュニケーションを取れるようになったのが大きな変化です。結果としてコミュニケーションの量が2倍3倍に増えたと思います。

コミュニケーション活性化は施設運営においてどのようなメリットがありますか
職員 -
情報共有がスムーズにできるので私聞いてない、知らないというのがゼロになりました。
何かあったら発信しようという意識が高まるので細かいことに気づけるのです。簡単に発信できるからより気づけるというのもあります。
施設長 -
明るくなるし連携がとりやすくなったことは使ってみて実感したことです。私は多くの施設で管理を任されてきたのですが、今は施設の中が笑顔や声で明るくなっているように感じます。

今後BONXをどのように使用していきたいとお考えですか
施設長 -
現在は10アカウントしかないため全てのiPhoneと繋げてもらって夜勤帯でも使用したいと考えています。
夜勤は現状2人〜3人で対応しており持ち場が各階に分かれています。夜勤者が連携をとる手段としてBONXを使用してみるのも良いかなと思っています。

チームワーク向上を実感されたエピソードがあれば教えてください
施設長 -
職員は人数が多い時もあれば、どうしてもご自身やご家族の体調不良で休みが出る日もあります。
このような場合に「今こういう状況だから助けてほしい」とSOSを出せば誰かがすぐに駆けつけてくれるようになったことです。

BONX導入によるオペレーション改革はご入居者さまのQOLに影響していますか
職員 -
例えばトイレットペーパーが無くなっちゃった時、ご入居者さまは職員に伝えるのですが職員が別の場所へ向かっている途中だとしたらすぐに対応できませんでした。
このような場合に連絡を受けたスタッフから別のスタッフに対応を任せられるようになったのは良い変化だと思います。
トイレットペーパーに限りませんが、ご入居者さまが素早くサービスを受けられるようになったのはQOL向上に貢献しています。

施設長 -
事故やトラブルの発生時に私まで報告がくるのに少し時間がかかっていたのですが、リアルタイムに報告してもらえるので助かっています。
看護師を呼んでいてもすぐに動けない時には「私が行くよ」と対応できるので待ち時間が削減されました。
ご入居者さまにとってスピーディーに対応してもらえるというのは安心に繋がっていると思います。
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一対一の個別通話から一斉発信が可能なグループ通話へ移行

以前はスマホの内線番号を指定して個別にやりとり
BONXを使う前はどのような手段でやりとりを行っていましたか 職員 - 以前は全体に一斉に発信ができなかったのでスマホに個別で連絡するという方法で情報共有を行っていました。 個別にかけるには常に誰が何番のスマホを持っているのか把握する必要があるため、毎日メモ帳を更新しなければいけません。 またハンズフリー通話ができないので業務中や身体介護中、おむつを交換している際にも片手が塞がった状態で通話していました。 施設長 - 職員同士は内線で話していたのですが、いろんな場所に貼ってある番号を毎日確認して、誰が何番という情報を知っておかないと発信できなかった状態です。 私はナースコールの代わりになるツールを持っていなかったため、走っていくか館内放送をかけて職員を呼び出すといった手段をとっていました。今思っていることがリアルタイムに発信できるように

会話の量が増えコミュニケーション向上を実感

場所を問わずスタッフが常に繋がっている状態をキープ

ご入居者さまの対応に関する指示や状況確認に利用
業務の中でどのようご利用いただいていますか 職員 - 主に情報共有としてご入居者さまへの個別の指示や職員がどう動いているのかを把握したり、どこにいるのか聞いたりといった使い方をしています。施設長が遠隔からスタッフをサポート・育成

日常的な会話からイレギュラー対応までBONXを活用


各階で働くスタッフへの一斉伝達が業務効率化を実現

情報共有の敷居が下がりコミュニケーション量が2倍〜3倍に増加

気づきが増え、笑顔と声で溢れた明るい現場へ

利用範囲を拡大し夜勤帯での活用を検討

SOSを出せば瞬時に周りが駆けつけてくれる職場に

ご入居者さまへのスピーディーな対応がQOL向上に貢献

