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建設現場におけるBONX BOOST、Grip、miniの選び方と活用方法を解説

現場DXが急速に広まっている建設業界では音声ツールもアナログな電波からインターネットを利用した通信へと置き換わっています。無線機やトランシーバーの代替機としてスマートフォンを機器端末としたスマホインカムが注目される中、Bluetoothで接続するワイヤレスインカムは建設という過酷な現場において安全面に不安感があり導入に踏み切れない企業も多いのではないのでしょうか。
BONX WORKでは建設のあらゆる業種にフィットするハードウェア
BONX BOOST、Grip、mini
の3種を取り揃えています。
ソフトウェアの機能にご興味のある企業担当者様は併せてBONX各種ハードウェアの特徴や機能についても比較、吟味してみてください。



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・総務
・経理
・営業事務
・現場事務

・現場監督
・施工管理
・左官工事
・配管
工事
・電気
工事
・外構工事

上述したように建設の業種とその現場ごとに導入に向いているハードウェアが異なることをご理解いただけましたか。
中でも過酷だとされる現場ではGripが高いシェアを誇っています。またBOOSTも現場監督や施工管理など現場を統括する部署や体力より技術面が求められる現場で活躍します。
mini はAirPodsに近い感覚で使っていただけるシンプル設計。そのため現場とのやりとりや顧客の窓口を担当するデスクワーカーに支給するのがおすすめです。
各種ハードウェアはそれぞれ異なる強みがありますので企業の利用用途に合った機種を選んでみてくださいね。


上述したように現場監督や施工管理など現場全体へ指示を出す司令塔に最適な機器となっています。
BOOSTは各種ハードウェアの中で唯一延長マイクの取り付けができるため、延長マイクをアームを口元まで伸ばし、マイクに直接声をあてることで作業員全員により鮮明な音声を伝えることが可能です。
建設現場では延長マイクの装着が困難な部署もあるかと思いますが、統括力の求められる施工管理、現場監督には正確かつタイムリーな指示出しが欠かせません。作業員は耳で音声を受け取ることの方が多い現場だからこそ聞き取りやすい音声が一斉に伝わることは大きな利点ではないでしょうか。
各現場の騒音の程度によってオプションのスポンジ風防で騒音対策を強化することもできますのでご検討ください。

BONX miniは小型軽量でスタッフがカジュアルに装着できるハードウェアです。
離れた場所でも現場と繋がることができ進行状況に合わせて作業を進められます。
外線もワンクリックで受け取れるため、社外の連絡を瞬時に現場へ連絡するといった活用方法もあります。
miniは気軽につけ外しができますので近隣への挨拶や営業の際にはポケットに収納しても良いですし着用したままでも違和感なくビジネスシーンに適したスマートな印象を与えます。
BONXハードウェアとは

イメージ:大和鋼管工業株式会社様
元は過酷な雪山でのコミュニケーションを図るべく開発されたソフトウェア・ハードウェアで2016年末にデスクレスワーカーを中心とした法人向け製品としてBONX Gripをリリース。2022年に小型モデルのBONX mini、2022年に新製品BONX BOOSTの提供を開始しました。 BONXならではの強みはソフトウェアとハードウェアの両方を自社で開発しているということです。ハードウェアのみ提供するサービスではソフトウェアとの互換性がなく一部の機能が使えないといったトラブルも聞かれますが、BONXではソフトウェアとハードウェア 双方の サポートが受けられることはもちろん体験そのものも一 貫しているというメリットがあります。 特許取得技術の発話検知機能によって会話時のみでしかデータ通信を使用しないというのもBONX製品ならではの魅力です。他社製品と比べ約20%ほどにデータ使用量を抑えることに成功。 外線も受け取れるため社内でのコミュニケーションだけでなく取引先や他企業からの電話にもいち早く対応できます。離れた場所から社内外のコミュニケーションを繋ぎ現場のチームワークを支えるハードウェアです。BONX Gripの特徴・機能

イメージ:戸田建設様
ハンズフリーでも安心できるフィット感
激しい動きの中でも落ちないようシリコン製イヤーループで耳をホールドした大胆なデザインが大きな特徴のBONX Gripは、体力を使う動きの多い建設業にマッチした丈夫さとフィット力を兼ね備えたハードウェアです。長時間ハンズフリーで会話をしながらハードな作業に集中することができます。衝撃に強く故障の心配が少ない
BONX Gripは生活防水、小雨程度であれば問題なく利用できる防水性能を持ち耐衝撃性にも優れています。 他社のワイヤレスインカムと比べ落下による故障の心配が少なく高所での作業にも最適です。 本体は柔軟性のある特製のシリコンで加工されており、外部からの衝撃を吸収するため傷や劣化が生じづらいのも魅力の一つ。あらゆる建設の過酷な現場に耐えうる堅牢性に強みを持つハードウェアとなっています。→専用ハードウェアBONX Grip公式ページBONX miniの特徴・機能
動きが少ない部署におすすめのシンプル設計
BONX専用ハードウェアの中で最も小型軽量のBONX miniは進行状況を確認する事務や営業などハードな動きを伴わないバックオフィスへの導入がおすすめ。 重量はわずか5gであることで耳への負担を最大限抑え快適な装着感をキープします。また先端に伸びた“ツノ”の部分を回転させることで左右両耳に装着が可能です。低価格で導入しやすい
徹底的に無駄を省いた設計となっており価格設定も比較的安価なのが特徴です。そのため広範囲へ貸与しやすく、多くの台数をまとめて導入されるケースも多くあります。 mini単体の駆動時間は3.5時間です。8時間勤務ということを考えると3.5時間では足りませんので、接点端子で充電できる専用のクレードルを使ったり2台持ちをしたり、休憩の際にこまめに充電する必要があります。→専用ハードウェアBONX mini公式ページAmazonのBONXストアにてBONX mini 5個パッケージを特別価格で提供しております。

BONX BOOSTの特徴・機能

イメージ:大和鋼管工業株式会社様
小型軽量でありながら連続通話10時間の長時間バッテリーを搭載
お菓子のような自然な形をイメージして デザインされたBOOSTは10gと軽量かつ小型の設計でありながら最長連続通話10時間バッテリーを搭載。 Gripの連続7時間通話、miniが連続3.5時間通話であるためBONX専用ハードウェアの中で最長のバッテリー持ちとなっています。 移動中や休憩の時間も含めフルタイムでもバッテリー切れの心配なくご利用いただくことが可能です。また急速充電にも対応していますので、心配であれば業務の合間を縫ってバッテリーを補充してください。BOOSTのデザインと同じ丸い形をしたクレードルで持ち運びが簡単かつコンパクトに収納できます。上下対称・左右両耳に装着できる
miniと同様に左右両耳に装着できるだけでなく上下対称のデザインとなっているため形・向きを変えずに反対の耳へ入れ替えが可能です。 そのため片耳に負荷がかかることもなく、長時間快適なつけ心地をキープします。 (BONX Gripを左右付け替えるためにはオプションパーツが必要です)防塵防水性能を搭載
BONX BOOSTは防塵防水性能IP55の試験に合格しています。IP55の規格がどの程度かと言いますと 若干の粉塵の浸入があっても正常に運転でき、いかなる方向からの水の直接噴流を受けても問題ないレベルです。 突然の 雨風を受けても故障の心配が低く、埃が立つ解体工事現場においても性能が落ちることはありません。建設業にマッチしたオプションパーツが充実
単体としてシンプルに使えるだけでなく、必要に応じてオプションパーツを組み合わせることでどんな現場にも対応できるのが BOOSTならではの持ち味。特に建設業におすすめのオプションパーツは延長マイクとイヤーフックの2点です。 延長マイクはBOOST本体から細長いアームを口元まで持ってくることで音声をダイレクトにマイクに当てられるオプションパーツで、建設業をはじめ工場や製造業など騒音の現場でご活用いただいております。 BOOSTは耳にしっかりフィットするよう緻密な設計が施されており、付属のイヤーハンガーとイヤーキャップを装着することによって十分固定されますが、頭を振ったり走り回ったりする場合にはオプションパーツであるイヤーフックの装着がおすすめです。 いずれもBOOST本体に磁石でくっつく仕組みとなっており、簡単に装着できて軽量なのが特徴です。 スポンジ風防もノイズキャンセルの効果をより高めることができますので併せて検討してみてください。その他のオプション
機器を外した際に首からかけることができるネックストラップと先ほどご紹介したイヤーフック&スポンジ風防がセットになった BONXT BOOST スターターセット や、 クレードルを置くだけで即充電できる 充電ドック も取り揃っています。 充電ドックがあればUSB-Cコードが絡まったりかさばったりすることもなく省スペースに収めることが可能です。従業員が交代制で使えるように休憩室に何台か置いてみてはいかがでしょうか。 →専用ハードウェアBONX BOOST公式ページBONX Gripの利用をおすすめしたい建設業の業種

・現場監督・土木一式工 ・建築一式工 ・大工工事 ・鉄筋工事 ・左官工事 ・石工事 ・屋根工事業 ・とび ・型枠大工事/解体工事
高所や重機を操作する業種におすすめ
ブルドーザや油圧ショベルなど重機の運転中やコンクリート打設工事を行う土工事、高所で足場の組み立て等行うとび、建物安全性を強化する鍛治工など建設の中でもタフな現場とされる業種に適しています。 とび職や鍛治工のような危険を伴う仕事においてもGripであれば耳へしっかりフィットして密閉しますので作業中に外れる心配が少ないと言えます。また重機を扱う際にもハンズフリーで作業しながら会話ができ細かい角度の指示や安全確認などがリアルタイムで行えます。騒音の現場もクリアな音声でやりとりが可能
重い鉄筋を運んだり建物を解体したりする型枠大工/解体工のように力が必要な業種や騒音が激しい現場にも適しています。現場の激しい騒音から息切れまで不要な音を低減するデュアルマイクによるノイズキャンセリングを搭載しています。 基礎工事、駆体工事をはじめ設備工事など幅広い業種への導入におすすめです。 (※後述するBONX BOOSTも同様のデュアルマイク方式によるノイズキャンセリングを搭載しておりオプションパーツの延長マイクの装着によって騒音をブロックできます。) [BONX Gripを導入]→騒音の多い工場内で作業の手を止めずに連絡が取れるようになりました|株式会社安藤大理石様BONX miniの利用をおすすめしたい建設業の業種

快適な軽さでデスクワークが快適に
建築現場のバックオフィスを担当する事務スタッフにはminiの装着を推奨します。重量5gのminiは着けていないかのような軽やかさが魅力のminiはヘッドセットやコード付きイヤフォンマイクと比べ耳への負担が少なく頭痛や肩こりなどが起きづらい小型のハードウェア。 動きの少ない現場においては、ずれやゆるみを気にせず現場で働くスタッフとコミュニケーションを図ることができます。 集中力をキープしたい、施設見学の対応や営業の際にスマートな印象を与えたい場合は検討してみてください。アルバイト・パート・派遣へ利用範囲の拡大におすすめ
事務全体での利用を検討している場合にも低価格で導入コストを抑えて導入が可能。サブスクリプションによるレンタルもコスパが高く導入費用とランディングコストを抑えることができます。社員だけでなく短時間で働くアルバイト・パート・派遣の事務員にも手軽に支給したいという場合はminiがおすすめです。3〜4時間であればバッテリーが持ちますが、途中充電が切れてしまうことを想定して予備を保管しておくのも良いでしょう。 現場はBONX GripまたはBOOST、オフィスは事務といったように部署に応じて使い分けも検討してみてください。 BONXのハードウェアは外線も受け取れるため事務にも付与することで内外と通信ができて便利です。BONX BOOSTの利用をおすすめしたい建設業の業種

管理職の集中力を長時間キープ
建設現場を統括する現場監督が安全確認や点検、進行状況を把握する際にはBOOSTが役立ちます。騒音の中、危険を伴う工事現場にて鮮明な音声で正確に情報を伝えることができ、動き回って指示を出すことが可能です。 自ら積極的に作業を行う場合には固定力に長けたGripがおすすめですが、ヘルメットをつけていてもしっかり耳に固定され軽やかなつけ心地を保ちます。 現場監督と同じく工事の施工から事務作業まで工事に関する全てのことを管理する施工管理にも長時間稼働で小型軽量、違和感なく耳へフィットするBOOSTが便利です。 片側の耳が疲れた時には反対側の耳へ瞬時に付け替えができますので長時間の装着でもストレスフリーで遠くにいる相手と通信できます。緻密な作業と技術が求められる現場におすすめ
コンクリートを流し込むための型を造る型枠大工や水道・ガス・エアコンを建物内へ引く配管工、 左官工事 など比較的少人数で坦々と作業を行う業種にもおすすめです。 また設備工事の他にも内装工事や外装工事など仕上げを担当する部署にも適しています。 イヤーハンガーとイヤーキャップによってハンズフリーでも耳へしっかり固定されますが上下運動が激しかったり長時間下を向いて作業を行う場合はイヤーフックで固定しておくことでより安心感が増します。できるだけスマートに、かつバッテリー切れの心配なく利用したい場合はぜひ検討してみてください。建設業界におけるBONX BOOST、Grip、miniの選び方

建設業界にフィットした各種ハードウェアの有効な使い道

重機の操縦中におけるGripの活用方法
Gripはクレーンやブルドーザー、大規模の現場では大型特殊重機による大掛かりな工法も主流となっています。このように重機を扱う際にはGripを操縦者と従業員に持たせることで遠方から細かな指示出しが可能になります。 ほとんどの重機械関連の事故は重機械の操縦中に起きているため、特に従業員の安全確保には務めなくてはなりません。このように施工の難易度が高い現場であるほどイヤフォンの不快感は集中の妨げになってしまうと考えられます。Gripであればイヤーループが耳を一周囲うようにフィットし、独自のイヤーキャップがしっかり密着しますので一度装着したら簡単に外れることはありません。 ヘルメットの顎紐の部分とループが密接していますが、柔らかいシリコン素材で耳への違和感や痛みを軽減する工夫が施されています。 “インカムは使いたいけれど操縦中の落下やずれが不安”という場合は導入を検討してみてください。 ノイズキャンセリングと風切り音対策が完備されているため重機の騒音にも強く、周囲の音を極限にカットしたクリアな音声を届けます。現場で指揮を取る際のBOOSTの活用方法

建設事務・営業でのminiの活用方法
