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病院にトランシーバーは必要?導入の効果や注意点を解説

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毎日のように報道される新型コロナウイルスの感染拡大。日本中の病院が今コロナに感染した患者の対応に追われています。 まさに緊急事態ですが、その局面を打破するキーワードはズバリ「トランシーバー」です。 「病院とトランシーバーがどうつながるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 ですがトランシーバーは今、対応に追われる病院を助けてくれるツールになり得ます。 そこで今回は、病院におけるトランシーバーの必要性について見ていきましょう。

そもそもトランシーバーとは?

トランシーバーイメージ

トランシーバーとは無線機の一種であり、携帯電話と同じように遠くにいる相手と音声のやり取りができる機器です。 携帯電話と大きく異なるのは、送話者が一斉に複数の受話者に音声を送る事ができる点。一回一回掛け直さなくても大勢に情報を伝える事ができます。 また通話料金が携帯電話より抑えられる事から、現在でも建設現場やイベント会場、さらには介護の現場でも使用されています。 →【初心者向け】トランシーバーの特徴やメリット・デメリットをご紹介

病院におけるトランシーバーの必要性

病院 IPネットワーク

トランシーバーとは一体何か、ご理解頂けたかと思います。 それでは病院で何故トランシーバーが必要とされるのでしょうか。 その理由を3つご紹介していきたいと思います。

病院におけるトランシーバーの必要性①迅速な対応

医療の現場ではやはりスピードが文字通り命です。 急患の受け入れがあった場合、他のスタッフもすぐに対応できる状態でなくてはいけません。 また規模の大きい病院の場合、患者の数も必然的に増えるのでさらに迅速な対応が求められます。トランシーバーはスタッフ同士の連携を助けてくれるツールになるのです。

病院におけるトランシーバーの必要性②ストレスの軽減

医療の現場は、スタッフの身体的・精神的負担がやはり大きいのが現状です。 そんな中、忙しい現場でも如何にストレスを軽減して業務を行うかが必要となる場面も。 トランシーバーが実現するスムーズなコミュニケーションや迅速な対応は、病院全体を回す事に貢献し結果的に医師や看護師などのスタッフの負担を軽減する事が可能です。

病院におけるトランシーバーの必要性③患者の安全

何といっても一番大切なのは患者の安全の確保です。 容態の急変だけではなく地震や火事などの緊急事態では素早く、冷静に対応する必要があります。 そんな時に役に立つトランシーバーは、上手く使う事で避難場所へのスムーズな誘導を実現する事が可能です。 また安全な場所に移動する際の患者のストレスも軽減され、結果的に病院全体への信頼にもつながると言えます。

病院でトランシーバーを使う際の注意点

病院イメージ

このようにトランシーバーは医療の現場で大活躍する事が分かりました。 しかし、そんな中でも注意しなくてはいけない事が2つあります。 それが一体何なのか、見ていきましょう。 →欠点だらけ?トランシーバーに潜むデメリットを種類別に解説【インカムも】

病院でトランシーバーを使う際の注意点①通話距離

一般的にトランシーバーの通話距離は携帯電話に比べると短めです。 そのため規模の大きい病院となると音声の質が悪くなったり、音声が途切れる可能性があります。 スムーズにコミュニケーションがとれない状況では災害時に対応ができず、最悪命に関わる恐れがある事は想像に難くないはずです。 その対策として、中継器を置く事をおすすめします。 これならクリアな音質を保つことができますし、緊急事態であっても連携を取る事が可能です。 このように、トランシーバーをより効率的に使うための工夫が必要です。 →トランシーバーの通信距離はタイプにより異なる【伸ばす方法も紹介】

病院でトランシーバーを使う際の注意点②医療機器への影響

トランシーバーは電子機器ですから、当然電波を発しています。 しかし医療機器の中には他の電子機器の影響を大きく受け、正常に作動しない事があるものも。 もしそれがペースメーカーなどの機器だった場合、命に関わる事になりかねません。 あらかじめ医療機器に影響のないトランシーバーであるかどうか、確認をする必要があります。 トランシーバーは便利ですが、必ず医療に支障が出ないようにする事が大切です。 →PHS終了と病院の今後の対策。Bluetoothインカムを解説

BONX WORKでは

弊社では「BONX WORK」というサービスを展開しております。 常にクラウド上でやり取りができますし、またBluetoothイヤフォンを使う事でリアルタイムの会話を実現できます。 さらに弊社のBluetoothイヤフォン「BONX mini、BONX Grip、BONX BOOST」を使えば常にフリーハンドの状態でいられますし、作業中に音声を聞く事も可能です。 病院での機器の導入をお考えの方は、是非一度「BONX WORK」を検討してみて下さい。 BONX WORKについて詳しく知りたい方はこちらのBONX WORK 公式ウェブサイトをご覧ください。

まとめ

今回は、病院においてのトランシーバーの必要性をまとめてみました。 今回の記事を要約すると、 ・トランシーバーは携帯電話と同じように通話できる無線機の一種。 ・命が関わる現場においてトランシーバーは必要。 ・音声が途切れたり音質が悪くなる事を防ぐため、中継器を置く事が良い。 のようになります。 常にスピードが重視される医療の現場では、トランシーバーはなくてはならない存在だと言えるでしょう。 また、特にコロナ禍で重症患者を受け入れている病院ではとにかくスピードが重要視されます。一分一秒が命を左右する事にもなりかねません。 そんな緊急事態においては、トランシーバーの必要性が求められているのです。 病院へのトランシーバーの導入、ぜひ一度検討してみて下さい。 ここまで読んでいただきありがとうございました。 →[BONX×医療]病院でのBONX導入事例をまとめて紹介