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欠点だらけ?トランシーバーに潜むデメリットを種類別に解説【インカムも】

トランシーバーは離れた相手ともコミュニケーションを取ることができる便利なアイテムです。 たとえば、イベントなどの時にスタッフ間でコミュニケーションを取り連携することができたり、飲食店でお客さまの案内時に空いてる席をスタッフ間で共有するなど「業務効率化」にも役立ちます。 今の時代「携帯電話」があるので、トランシーバーは不要と考えられている方も多くいらっしゃいますが、トランシーバーならチャンネルを合わせるだけでカンタンに複数人とやり取りすることができ、お客さまの前でも自然に活用する事ができます。 このように、とても便利なトランシーバーですが、その裏には「デメリット」も隠されています。そこでこの記事では、トランシーバーに潜むデメリットをわかりやすく解説していきます。
便利なトランシーバーの裏に潜む「デメリット」
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トランシーバーには大きく分けて、[/caption]
・特定小電力トランシーバー ・簡易業務用無線機 ・LTE無線機・IP無線機 ・インカム これら4種類に分けることができます。どの無線機にも共通して「離れた相手とスムーズにコミュニケーションを取ることができる」というメリットがありますが、それぞれの無線機特有の「デメリット」も隠されています。
トランシーバーの種類別にデメリットを解説
トランシーバーを選ぶ際にはしっかりと「デメリット」を理解したうえでぴったりの製品を見つけたいですよね。 そこでここでは、トランシーバーの種類別にデメリットをご紹介していきます。特定小電力トランシーバーのデメリット

特定小電力トランシーバーはその名前からも想像できるように、電池一本で長時間使用することができるほど小電力で機能し、免許も不要で利用できるためとても気軽に利用する事ができるトランシーバーです。しかし、 ・通信距離が短く障害物に弱い ・混信が多い このようなデメリットが潜んでいます。特定小電力トランシーバーは壁などの障害物に弱いため、室内と室外とのコミニュケーションには不向きです。 また、特定小電力ドライバーは「混信」が多く、トランシーバー利用者が多い地域で利用すると正常に受信することが困難になってしまう可能性があります。
簡易業務用無線機のデメリット

簡易業務用無線機は通信距離がとても長く、見通し約5Kmまで通信する事ができます。 また、とても強力な電波で安定したコミニュケーションを取ることができますが、 ・利用するのに免許が必要 ・価格が高い ・バッテリーの減りが早い ・本体が重い このようなデメリットが潜んでいます。 特に、「免許」に関しては1度取得すればOKというものではなく、5年ごとに免許の更新が必要となり、とても大きな手間とコストがかかってしまいます。 さらに、本体が重いため持ち運びにも不便なのが簡易業務用無線機のデメリットです。 トランシーバーのコストに関しては下記の記事でわかりやすく解説しています。ぜひこちらの記事と併せて参考にしてください。 →トランシーバー導入のコストは高い?かかる費用とおすすめの機種について徹底解説します。
LTE無線機・IP無線機のデメリット
LTE無線機やIP無線機は携帯電話とトランシーバーのいいとこ取りをした製品です。 携帯電話回線を使い通信を行うため、沖縄から北海道までどこにいてもスムーズにコミュニケーションを取ることができ、免許不要で利用することができます。しかし、 ・毎月「通信料」が発生 ・回線の混雑時に利用できない事がある このようなデメリットが潜んでいます。 LTE無線機やIP無線機は「携帯電話回線」を利用するため、毎月「通信料」を支払わなければなりません。 また、今や携帯電話は日常生活に必要不可欠な存在となり多くのユーザーが利用しているため回線がとても混雑しています。 LTE無線機やIP無線機は回線の混雑状況によっては利用できなくなってしまう可能性もあります。インカムのデメリット

インカムをわかりやすく言えば、マイクとイヤフォンがセットになった「ヘッドセット型トランシーバー」の事です。 インカムを使えば、ハンズフリーで複数人とコミュニケーションを楽しむことができますが、 ・製品によって品質にばらつきがある ・価格が高い このようなデメリットが潜んでいます。 特定小電力トランシーバーの場合、4,000円前後で購入する事ができますが、インカムの場合1万円以上することがほとんどです。 また、製品によって通信距離や免許の有無などが異なってくるため、初心者の方にはおすすめできません。 →インカムとトランシーバーの違いは?違いを解説!