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【介護×音声DX】介護業界の課題を音声DXで解決する
日本の少子化の影響で働き手となる若者の減少で、業界全体を通して人手不足が加速している介護業界。その反面で、超高齢社会となった日本は今後も高齢者の数が増加していくため、介護業界への需要も今後ますます増えていくとされています。そんな介護業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)、特に音声を使った「音声DX」を活用していく動きが求められています。そこで今回は音声DXについての基本事項や介護業界で活用すべき理由、そして介護業界が音声DXを使うメリットとおすすめの音声DXサービスについて解説していきます。
そもそも音声DXとは何か
音声DXとはDXの種類の一つで、音声を使ったデジタル技術で企業や組織の変革を行うことを意味します。音声DXにも様々な種類がありますが、代表的なものとして「音声認識」があります。身近な例で言うと、Amazon社が提供する「Alexa」にこの音声認識の機能が搭載されています。Alexaは日常のコミュニケーションはもちろん、家電のオン・オフや、Amazonの商品を代わりに注文するといった便利な機能を持ち合わせています。
また「音声通信」も音声DXの分野の一つです。専用のデバイスや端末を使用して、離れた場所とのやりとりを可能にするのが特徴で、弊社が提供する「BONX WORK」がまさにその音声通信技術を搭載したデバイスを提供しています。
こうした音声通信技術を使用すれば業務の効率化が期待できるため、現在さまざまな業界で導入が検討されています。このように音声DXは、我々の生活や仕事の質を大幅に向上させてくれるものだと言えそうですね。
介護業界になぜ音声DXが必要なのか
介護業界で音声DXの導入が必要だと言われている理由、それは音声DX(=音声通信)を活用し、施設内のコミュニケーションを充実させるためです。特に介護の現場では現状人手が足りていません。さらに介護の業務は肉体的・精神的に負担が大きく、人手不足によってその負担がさらに大きくなっています。こうした課題の解決に向けて、スタッフ同士のフォローを徹底しなければなりません。そのやり取りをスムーズに行うためのツールとしてこの音声DXを導入すべきだというわけです。
そもそも介護業界全体で同業他社の競争が激化し、新たな介護職員を獲得するのが困難な状況です。人手不足の解決にはまだまだ莫大な時間がかかるため、早期にこの問題を解決するためにも、介護業界では音声DXの導入が求められています。DXについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
介護現場の人手不足を解決する策とコミュニケーションの重要性介護業界が音声DXを使用するメリット
介護業界で音声DXを活用すれば、離れた場所でも円滑なコミュニケーションが取れるようになります。ではそうすることで具体的にどのようなメリットが得られるのか、順番に見ていきましょう。
その1.職場の全体状況が把握できる
音声DXを活用し密なやり取りが可能になれば、現場の全体状況が把握できるようになります。例えばスタッフを呼び出すとき、スタッフがどこに居るかわからず大声を出したり、施設を走り回ったりするなんてことはありませんか?特にフロアが多く、広い施設内であれば余計にバタバタしてしまうでしょう。音声DXを導入すれば、離れた場所でもやり取りが可能になり、スタッフが今どこで何をしているのか簡単に把握できます。その結果現場の全体状況が見えるようになり、動き回ることもなく日々の業務を冷静に行えるようになります。
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その2.少人数でも業務が回る
少人数でも効率よく業務を回せるようになるのも、音声DXを導入するメリットの一つだと言えます。特に介護業界では人手不足が問題視されており、介護の現場では慢性的にスタッフが不足しています。こうした状況の中でも音声DXを活用すれば、少人数であってもしっかりとしたコミュニケーションが可能になります。そうすることで利用者さんの身体介護へのフォローや、急なトラブルへの対処も普段よりしやすくなるでしょう。このように音声DXを導入すれば、人手不足に悩まされず効率よく業務を回すことができるようになるのです。
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その3.利用者さんとの時間を大切にできる
音声DXを導入すれば施設の利用者さんと接する時間が増えることに繋がります。なぜならスタッフとの業務連絡を遠隔で聞けるようになるためです。従来のコミュニケーションにおいて情報は対面で伝えるのが基本です。そのため違うスタッフさんのところへ情報を伝達しに行ったりして、利用者さんとの会話を遮ってしまう、つまり利用者さんと接する時間を十分に取れないことなんてことも多々あったのです。しかし音声DXの導入でこうした課題を解決できるため、利用者のケアにあてる時間が増え、介護サービスの質向上につながるのです。
介護業界におすすめのサービス:「BONX WORK」
介護業界が音声DXを導入する際におすすめなのが、弊社のサービスでもある「BONX WORK」と呼ばれるコラボレーションプラットフォームです。弊社の「BONX WORK」ではBluetoothイヤフォンと専用のアプリを使用して、離れた場所でもやり取りができるデバイスを提供するサービスを展開しています。BONXどういう特徴をもったデバイスなのか、ここから解説します。
BONXの特徴①ハンズフリーかつ距離無制限
ハンズフリーかつ、どんな場所でも密なコミュニケーションが取れるのがBONX最大の特徴です。このBONXを導入することで、利用者の身体介助やトラブルへの対処といった人手が必要な場合でもすぐに駆けつけられるようになります。また人材が不足している介護の現場では先ほど紹介したような効果が期待でき、業務の効率化が図れます。このBONXは施設内の人手不足を解消してくれるデバイスとも言えますね。
BONXの特徴②文字起こしやチャット通知といった機能も
またプランによっては会話内容をそのままテキスト化して保存できる「文字起こし」や、画面を見なくても内容が把握できる「チャット通知」といった日々の業務を加速させる機能も体験できるため、ミーティングの内容を文字起こし機能でそのまま議事録として使ったり、どうしても手が離せない・スマホが見れない特に身体介護中といったシーンで、チャット通知機能を使用するなど、介護の現場ならではの使い方が可能になります。このようにBONX WORKはまさに介護の現場にぴったりのサービスだと言えます。この機会にぜひ一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか。詳しい機能や料金プランなどはこちらのHPからご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?音声DXについての基本事項や介護業界で活用すべき理由、そして介護業界が音声DXを使うメリットとおすすめの音声DXサービスについて解説しました。音声DX、中でも音声通信は人手不足の介護業界をいち早く助ける便利な技術でした。また音声DXを導入するなら弊社の「BONX WORK」話もしました。介護業界が抱える人手不足の解消にぴったり なサービスですよ。また今後も需要が高まり続けていく介護業界が、音声DXの導入・進歩でこれからどう変わるのか注目ですね。最後までご覧いただきありがとうございました。