- オフィス
- 50名〜99名
- 情報共有
- 生産性向上
コミュニケーションツールの一本化!情報共有のタイムラグを解消|三井不動産株式会社 イノベーション創出拠点 BASE Q様
三井不動産株式会社 イノベーション創出拠点 BASE Q三井不動産株式会社 イノベーション創出拠点 BASE Q
不動産基本
データ
- 利用人数
- 3名
- 過去のツール
- チャットツール/メール
課題
- 使い方のルールも特になく、複数のチャットツールやメールを併用していた
- メッセージに気づくまでに時間がかかり、レスが遅れる
- 電話では伝言ゲームのようになってずれが生じる
- 後回しにして聞けずじまいということがあった
効果
- 1対nで一斉に共有できる
- 外出中にちょっとした確認などが取り合える
- コミュニケーションのハードルが下がり気軽に話せるようになった
- 伝え忘れたり情報量がずれたりすることが減った
大企業の新規事業立ち上げ支援を行うイノベーション創出拠点であり、ワークスペースを運営する「BASE Q」ではオフィスや外出先で音声ツールBONXをご利用いただいております。 スマホインカムを常時接続することで些細な情報も気軽に話しかけられるようになりコミュニケーションのハードルを下げることに成功。「後で聞けばいいや」が減ることで伝え忘れたり情報量がずれたりすることがなくなりスタッフ間で良好な関係を築き上げています。 テキストコミュニケーションが膨大になりすぎている組織についても言及し、BONXが新たな連絡手段になり得ることを示唆しています。 運営責任者の光村さんは電話するほどでもない些細なコミュニケーションが存在することに気付いたそうです。BONX導入の動機についてもご紹介します。
業種:イノベーション創出拠点事業/利用人数:3名/端末:BONX GRIP
BONX導入前に抱えていた課題は何でしょうか。
課題に感じていたことは大きく2つありました。1つ目は、コミュニケーションツールの乱立です。複数のチャットツールやメールを併用していましたが、使い方のルールも特になく、適宜バラバラに使っていてわかりづらくなっていました。
2つ目は、コミュニケーションコストの増大です。テキストベースのやりとりだと、文章を考えて、書いて、送って、読んで……と、一言で済むようなことに膨大な時間がかかります。携帯で電話すればいいのですが、それも現代ではちょっと手間に感じて、「会ったときに聞けばいいや」と後回しにして聞けずじまいということが増えていました。
最近は「電話することが悪」のような風潮になってきています。これは世代によると思いますが、昨今は電話をする習慣が減っているので、若い人は特に少し大げさに感じるようです。相手の名前を連絡先から探してコールする、って面倒ですよね。
それに電話は基本的に1対1のコミュニケーションになりますが、現代に多いフラットな組織では、1対nで一斉に共有したいことが増えてきます。伝言ゲームのようになってどんどんズレが生じていくのはナンセンスなので、こういった課題を解消したいという思いがありました。
BONXを導入したきっかけや決め手を教えてください。
知ったきっかけは随分前で、BONXがアクセラレーションセンターに入っていた4年ほど前に、宮坂くん(BONX CEO)と知り合いました。自分はサバゲーをやるので、クラウドファンディングのときに購入したんです。サバゲー仲間にも何人か買ってもらいました。
アウトドアやレジャーで使うものという認識だったので、ビジネスで使うとしても警備員やイベントスタッフなどのイメージしかありませんでした。2018年10月に発表していたBONX WORKの取り組みで、オフィスでも使えることに気付かされたんです。「台風の日にBONX使ったら、出社しないで会議ができました」と宮坂くんがSNSに投稿していて。自分の職場にも「こんなのあるけど、どう?」と提案したら、反応がよかったので導入してみることに決めました。
もともとオフィス向けに作られているわけではないから、正直ハード・ソフトともにまだまだ良くなると思ってはいますが、意外といけるんじゃない?という感覚でした。
他のサービスとの比較はしましたか。使ってみた感想はいかがでしょうか。
試しにBONXを使ってみて、使えなかったら他を探そうと思っていました。今のところ3人のスタッフで使っていますが、かなりハマっていますね。
BONXは「なくてはならない」ツールではなく、「あったらいいね」というツールなので、あまり初めからいろいろと比較したりはしませんでした。使いはじめてみると、「ちょっと聞きたいけど、電話かけるほどじゃないな」という場面が意外にたくさんありました。私は外にいることが多いので、ちょっとした日程確認などがBONXで飛んできます。
今は9〜17時くらいの業務時間中はBONXをつけるようにしています。つけていることによって、「気軽に話しかけていいよ」というポジションをみんなに示せるというメリットもあり、これまでよりコミュニケーションのハードルが下がりました。
導入後の具体的な利用シーンを教えてください。
東京ミッドタウン日比谷6FのBASE Qがベースではあるのですが、同じビル内10Fにある事務所や、東銀座にある三井不動産のオフィス、また外出先で仕事をすることがあり、メンバーがどこにいるかわからないことが多いんです。そんなときのちょっとした日常会話で使っています。
同じスペースにいるときも距離は離れているので、「お客さんにお水持ってきて」「隣のホールのイベント、どれくらい人入ってる?」「今どこにいる?」など、テキストを打つのは面倒だけどちょっと聞きたい、というタイミングでBONXを使います。
こういう場所(コワーキングスペース)にいると、本当にちょっと聞きたいことがたくさんあるんですよ。それが処理できずに溜まっていくストレスから開放されたのはよかったです。
↑コワーキングスペースでBONXの展示も行っている。スタッフが耳につけているのを見て、お客さんから「それは何?」と聞かれることもあると言う。
導入前後では何が変わりましたか?また、今後のBONXに期待することはありますか?
テキストメッセージだと気づくまでに時間がかかり、レスが遅れることが多々あったのですが、それが減ったのがよかったです。「後で聞けばいいや」がなくなり、忘れたり情報量がずれたりすることも減りました。
今は私たちは3人で使っていますが、もっと大人数になるといろいろな可能性があると思います。ただ単に利便性向上を目指すのではなく、もっと会話の質の向上を目指していけば、コミュニケーションそのものが変わるかもしれません。
たとえば、組織がうまくいかなくなるのは、ほとんどの場合コミュニケーションミスによる情報の断絶が原因といわれています。扱う情報や置かれている環境によっては、BONXを使うことでギャップが減って、関係がよくなることも起こるかもしれませんよね。
テキストコミュニケーションが膨大になりすぎている組織はたくさんあるはずです。電話に代わる連絡手段がチャットしかないのが現代ですが、BONXはその中間になりえると思います。
まだまだ改善できるところはたくさんありますけどね!今後の発展に期待しています。
→全国にいるメンバーとリモート会議でタイムリーにコミュニケーションを取っています|丸紅従業員組合 U-35プロジェクト様 →距離の離れた支社と本社間でも円滑なコミュニケーションが可能に|伊藤忠インタラクティブ様