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スマホインカムBONX WORKを使った介護の事例とメリットをご紹介
介護の世界は年々人手不足が深刻になりつつありますが、それを解消するための技術やデバイスも進化しています。その中で「BONX WORK」というサービスがあるのはご存知でしょうか。
これまでとは全く違う新しいコミュニケーションの形を実現したサービスですが、一体どのようなものなのかが気になりますよね。そこで今回は、BONX WORKを使った介護の事例をご紹介していきたいと思います。
スマホインカムBONX WORKとは
弊社のサービスであるBONX WORKは、音声通信技術を用いてこれまでとは異なる全く新しいコミュニケーションを実現するサービスです。
携帯電話会社のインターネット回線(4G/5G/Wi-Fi)を介してデータ通信を行うため全国エリアで通信が可能です。スマホに専用アプリBONX WORKをインストールし、専用デバイスをスマホにBluetooth接続するだけで利用が開始します。
業務用無線機でありながら免許局・登録局への申請手続きはいっさい不要。交互通話でなくリアルタイム通話である点も従来のトランシーバーや無線機と大きく異なる点です。電話さながらのテンポの良さで50名(拡張可能)と同時に話すことができ、グループチャットや録音機能・文字起こし機能も完備。音声とデータを活用することでチーム間のコミュニケーションを高速化します。
現在、BONX WORKは小売業界や飲食業界をはじめとする様々な業界で導入が進んでいます。特に人手不足が深刻化する介護業界において、少ない人数でも効率よく業務を回すためにこのBONX WORKの導入が増えています。
スマホインカムBONX WORKの特徴を3つご紹介
BONX WORKの特徴①ハンズフリーで会話ができる
BONX WORKは特許取得の発話検知機能を搭載したスマホインカムです。PTTモードのみしか使えないソフトウェアとは異なり、シーンによってハンズフリーを使い分けることが可能です。
介護では施設利用者の入浴補助や車椅子の介助、食事のサポートなど両手が塞がる場面が多いと言えます。その間も情報を受け取れるだけでなく、自分から話しかけられるため作業を中断する必要もありません。
例えば入浴介助中に看護師に来て欲しい時や浴後すぐ必要なものがあった際に利用者に集中しながら音声で呼びかけることができます。これによって利用者を待たせないオペレーションが確立します。
BONX WORKの特徴②通信距離に制限がない
一般的に使われるトランシーバーの場合は通信距離に制限がある事が多く、広い施設であれば中継器などが必要な場合もあります。
その点BONX WORKはネット回線を使用するので、インターネット環境下であればどこでも通信できます。外出時の緊急のトラブルもBONX WORKでタイムリーに状況を説明することが可能。離れた場所から施設へ指示を仰ぐことで独断行動によるミスがなくなりスタッフの精神的負担も緩和します。
また通院時に医師からの診断を瞬時に伝えたり送迎ドライバーと連絡を取り合ったりといった活用方法もあります。
BONX WORKの特徴③セキュリティが高い
BONX WORKはデジタルに暗号化された通信で、傍受されにくくなっており、混線の心配がありません。
介護の現場やホテルなど、プライベートを守る義務がある場所では通信機器を使う際のセキュリティの高さが必要です。また利用ログなども企業用アカウントページで確認できます。
BONX WORKの特徴④コストパフォーマンスの高いプラン
「でもトランシーバーや通信機器って高いでしょ?」と思われる方も多いかと思いますが、BONX WORKはコストパフォーマンスの高さを実現しました。
例えばエントリープランでは一アカウントあたり実質月額500円から始められるので、通信に掛かるコストをぐっと抑える事が可能です。アプリの利用料が1000円以下に抑えられるのは嬉しいですよね。
そのほかエントリープランよりも機能が豊富なビジネスプランが実質月額1200円から利用可能となっています。またサブスクリプションプランでは高性能のBONX純正イヤフォンが毎月低コストでレンタルできます。
詳しい情報はこちらのページからご覧ください。
BONX WORKを介護で使うメリット
それでは、BONX WORKを介護の現場に導入するメリットとは一体何でしょうか。ここではBONX WORKの特徴に加え、介護の現場に必要な要素も見ていきたいと思います。
介護施設でインカムを導入するデメリットとは?音声DXを活用した解決策もご紹介BONX WORKを介護で使うメリット①コミュニケーションが取りやすい
弊社のBluetoothイヤフォンを使えば介護をしながらハンズフリーで会話ができます。介護の現場ではコミュニケーションが必要不可欠なので、スタッフ同士で常に情報を共有しなくてはいけません。
BONXではいつどこにいてもスタッフ同士で連絡を取り合う事ができる上に、わざわざスマホを見なくてもメッセージを自動で読み上げてくれるので、作業をしたまま内容を把握することができます。また通話だけでなくメッセージで情報を送ることも可能です。
音声だけでなくテキストでも情報を共有することで確認の手間が省けミスを削減する効果が期待できます。
BONX WORを介護で使うメリット②スマホ一台で全ての業務ができる
BONX WORKはスマホにインストールするアプリです。普段から使い慣れているスマホを使って操作するので、端末の操作の面で難しく感じることは少ないでしょう。
通話もメッセージのやり取りも全て一台もスマホで完結するので、デバイスをいくつも持ち歩く手間が省けますね。
BONX WORKを介護で使うメリット③施設のどこにいてもやり取りが可能に
BONX WORKはインターネット回線を使用するので、どこにいてもやり取りをすることが可能になっています。
一般的なトランシーバーでは通信距離に制限がある場合が多く、施設の規模が大きくなればなるほど、コミュニケーションが取りづらくなるという課題がありました。
しかしこのBONX WORKではこうした課題を解消。例えば階が複数にまたがるフロアで使用しても、通信が途切れることなくやり取りを続けられます。
効率よく業務を行えるほか、やり取りのしづらさからくるストレスや負担を大きく軽減できるところも大きなメリットだと言えそうです。
BONX WORKを介護で使うメリット④ICT補助金を活用できる
令和元年より厚生労働省が医療介護のデジタル化促進の取り組みとしてICT導入支援事業を実施。コミュニケーションとITを組み合わせたICTツールを対象に導入費用および設置費用、講習費用等の一部を国が補助するICT補助金が活用できるようになりました。
BONX WORKを使うために必要なスマートフォンとBONX専用ハードウェアもまたICT補助金の対応であり自治体に申請することが可能です。
またソフトウェアに関しては確実にICT導入できると断言できないものの、リースで申請される事業所も多く聞かれます。その他、Wi-Fiの設置費用も適用の対象となりますのでICT補助金を活用して低コストで現場のデジタル化を実現してみてはいかがでしょうか。
なお、自治体によって審査基準が異なりますので申請時には各自治体へ直接お問合せください。
スマホインカムBONX WORKを使った介護の事例
ここでは、実際の介護の現場で使われたBONX WORKの事例を見ていきましょう。
①社会福祉法人元気の里とかち
こちらの動画では、「社会福祉法人 元気の里とかち」でBONX WORKが使われた事例を紹介しています。例えば「Aさんがどこにいるかわからない」「転倒した」などのトラブルがあった場合、短時間でダイレクトに伝わる方法が必要です。
スマホ一台で全ての業務を完結させられる事を魅力に感じ、今回BONX WORKを導入したのだそうです。このように、スピードと正確さが求められる現場においてBONX WORKが必要とされている事が分かりますね。
②社会福祉法人 寒川ホーム 吉祥会
こちらの「社会福祉法人 寒川ホーム 吉祥会」では、広いフロア内でのスタッフ同士のやり取りにBONXを使用しています。これまでは携帯電話を使った伝達を行っていましたが、手が塞がって電話が取れない事が多くあったそうです。
ですがBONXを使っているメンバーは常に繋がっているので、伝達事項がある度にフロア内を駆け回る必要もなくなりました。また会話の内容がテキスト化される機能も大変便利だそうです。
③あきた創生マネジメント
あきた創生マネジメントは“ひとづくり”をテーマにICTを活用した働き方改革と人材の育成を目指している企業です。
以前はLINE WORKSでコミュニケーションを図っていましたが、電話にすぐに出られない、瞬時に対応できないといった課題を感じ、音声ツールBONX WORKを導入しました。
現在はLINE WORKSとBONX WORKの機能連携を用いて事務スタッフと現場スタッフがテキストと音声で円滑なコミュニケーションを図っています。
文字起こし機能を使ってテキストを音声に変換することで画期的なオペレーションを構築。ICT補助金を活用して介護施設のデジタル化を加速させている事業です。BONX WORKの具体的な活用事例と導入の成果についてインタビューを行いました。
まとめ
今回はBONX WORKを介護で使った事例をまとめてみましたが、いかがでしたか?全く新しいコミュニケーションを実現したBONX WORKというサービスは、これからも様々な現場で使われていくかと思われます。
またBONX WORKがどのように進化していくかも注目ですね。