- ホテル・飲食
- 事例
レストランのDXの導入事例をご紹介!
年々競争が激しくなっている飲食業界。そんな業界での重要なキーワードとして「DX」があるのはご存知でしょうか。
DXはこれからのレストラン業界で大活躍する可能性がありますが、「レストランにDXをどのように導入すれば良いの?」「そもそもDXとは?」と分からない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、レストランのDXの導入事例をご紹介したいと思います。
そもそもDXとは?
DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」の略であり、スウェーデンにあるウメオ大学の教授エリック・ストルターマンが提唱した概念です。
教授曰く「ITは、人々の生活をあらゆる面ででより良い方向に変化させる」との事。これは、今後ITが私達の生活に大きく影響する事を言及していたと言えそうですね。
DXについてはこちらの記事でもご紹介しているので、見て頂ければ幸いです。
またこのDXはビジネスシーンにおいて「IT技術によって業務やビジネスモデルを変革させる事」を意味します。つまり、DXを推進するという事はIT技術を業務などに浸透させ、業績を上げていくという事でもあるのです。
レストランにDXを導入するメリット
DXについてはここまででご理解頂けたでしょうか。ここではレストランにDXを導入するメリットを見ていきましょう。
レストランにDXを導入するメリット①人件費の削減
DXを推進すると、これまで人の手で行っていた事をIT技術で行う事になります。これまでより少ない人数で業務をより楽に回す事ができるのです。
またその他にも、DXを推進する事によりこれまで掛かっていた経費を見直す事にも繋がります。
レストランにDXを導入するメリット②サービスの向上
レストラン業界では、接客サービスが主な業務となります。素早く他の業務を済ませる事ができるようになり、お客様への対応に使える時間が増えるので、結果的に店全体のサービスの向上につながります。
さらにDXを推進する事により業務の全てを人の手で行う必要がなくなるので、スタッフの身体的負担も軽くなるというメリットがあるのです。
レストランにDXを導入するメリット③コロナ対策
昨今のレストラン業界では、サービスの向上と同時にコロナ対策も進めていく必要があります。
そんな中、IT技術を駆使する事で業務の人数を減らし、人との接触を減らす事ができるので、コロナの感染を予防する事にも繋がります。
レストランのDXの導入事例
レストラン業界でDXを推進するメリットはここまで読んで頂いた方はお判りいただけたかと思います。それでは、実際に導入した事で業務やサービスがどのように変わっていたのか、見ていきたいと思います。
レストランのDXの導入事例①有限会社ゑびや
三重県伊勢市にある老舗飲食店「ゑびや」では、店頭に定点カメラを設置し商店街の人通りをAIで分析する事で来客の予想をするという画期的なシステムを利用しています。
これに天気予報などのデータを組み合わせる事によって、95%以上の的中率を記録しました。
さらにレストランだけでなく、オンラインでの会議を活用したり、情報共有できるクラウドの利用など、DXの推進において先駆者といえる存在です。
レストランのDXの導入事例②会席料理 分とく山
こちらの動画では、東京都港区にある会席料理専門店「分とく山」でのDXの導入事例を紹介しています。
「分とく山」ではイヤフォンマイクを常に装着し、スタッフ同士のコミュニケーションがスムーズに取れるようになっています。
さらにお客様の様子をリアルタイムで把握できるので、わざわざ別のフロアに移動する手間も省けるというメリットも。また常にハンズフリーでいる事ができるので、会話しながら業務を行う事ができます。
BONX WORKでは
弊社では「BONX WORK」というグループプラットフォームのサービスを提供しています。常に情報をアプリで共有できるだけでなく、ハンズフリーの状態でいる事ができるので会話しつつ作業を行う事ができます。
また音質がクリアなので、実際に相手が目の前にいるかのようなリアルな会話を実現しました。勿論セキュリティも高く、情報漏洩などもリスクを減らす事も。ぜひこの機会に、「BONX WORK」の導入を考えてみてはいかがでしょうか。
詳しくはBONX WORK公式ウェブサイトをご覧ください。
まとめ
今回はレストランにおけるDXの導入事例をご紹介しました。今回の記事をまとめるとこのようになります。
- DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」の略で、IT技術を使って業務の効率やサービスの質を上げていくという概念
- DXを推進する事で、人件費の削減やサービスの向上、さらにはコロナ対策にも繋がる
- 実際にDXを推進し、質の高いサービスを実現したレストランもある