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【2026年最新】インカムおすすめ比較ガイド|導入費用・レンタル価格相場と失敗しない選び方を徹底解説

【2026年最新】インカムおすすめ比較ガイド|導入費用・レンタル価格相場と失敗しない選び方を徹底解説 イメージ

業務効率化の手段として欠かせない「インカム(トランシーバー)」。導入を検討する際、その種類の多さと価格の幅に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
2026年現在、従来の無線機タイプに加え、スマートフォンを活用したアプリ型など選択肢が広がっています。本記事では、インカムの基礎知識から、購入・レンタル・アプリ型の費用比較、用途別の選び方までを詳しく解説します。

この記事のポイント
  • インカムの基礎知識とトランシーバーとの違いについて
  • 特定小電力トランシーバー、デジタル簡易無線、IP無線、アプリ型インカムの特徴
  • 種類別インカムの価格相場と購入・レンタルの値段比較
  • 形態別の導入にかかる初期費用、実際の運用を見据えた総所有コスト
  • 予算と用途に合ったおすすめインカムの選び方

インカムとは?トランシーバーとの違い

「インカム」はインターコミュニケーションシステム(Intercommunication system)の略称です。かつては「内線で使用される同時通話が可能なヘッドセット付きの無線機」を指しており、

  • テレアポ
  • コールセンター
  • 事務所内の電話取次・連携

といった内勤・固定環境で早くから活用されてきました。

トランシーバーとの大きな違いとして、無線機業界でのインカムは、複数人が同時に話せる同時通話を備えた機器を指している点です。しかし2026年現在、インカムという呼称は用途や形態を問わず、無線機やトランシーバー全般とほぼ同義として扱われています。

インカムと総称される箱型のトランシーバーは基本的に同時通話に対応しておらず、話し手が順番に入れ替わりながら会話する交互通話が基本です。
オンラインサイトなどで、インカムと記載があるトランシーバー・無線機を購入すれば同時通話ができる訳ではないため、ご注意ください。

インカムの主な種類と特徴

用途に合わせて、主に以下の4つのタイプから選択します。

特定小電力トランシーバー

免許不要で安価ですが、通信距離は〜500m程度と短めです。小規模・ワンフロアの介護施設やクリニック等におすすめです。

デジタル簡易無線(登録局・免許局)

1W〜5Wの高出力で、〜5km程度の広域通信が可能です。大規模イベントや施設管理等で多用されます。

IP無線(LTE無線)

携帯電話キャリアとの契約により使用できる無線機端末です。キャリアが提供するモバイルデータ通信網(4G.5G/LTE)を利用するため、日本全国どこでも通信可能です。防水性能が高くマラソン大会など屋外イベント等での利用に適しています。

アプリ型インカム(スマホ活用)

ご利用中の携帯電話キャリアのモバイルデータ通信網、または施設のWi-Fiを使って日本全国どこでも会話ができる次世代インカムです。所有のスマホを活用でき、初期費用を抑えられる点がIP無線機との大きな違いです。
距離に制限がなく身軽に動きやすいため、フロアを跨ぐユニット間連携や訪問介護などにも最適です。通話だけでなく録音やチャットなどの通話以外の便利な機能が利用できます。クラウドベースの他社サービスとの連携にも柔軟に対応しています。

インカム導入費用の相場:購入 vs レンタル vs アプリ型

インカムの導入形態によって、かかる費用とメリット・デメリットが大きく異なります。

通信種別購入費用の目安(1台あたり)レンタル費用の目安(1台あたり)通信距離の目安主な特徴・費用備考
特定小電力トランシーバー5,000円〜2,000円〜3,000円(2泊3日)〜500m免許不要、最も安価。小規模な介護施設や店舗向け。
デジタル簡易無線 (登録局)30,000円〜80,000円2,000円〜4,500円(1泊2日)〜5km登録費用が別途必要。大規模イベントや2フロアまでの施設向け。
IP無線機60,000円〜120,000円3,000円〜7,000円(2泊3日/1泊2日)日本全国(ネット圏内)携帯電話キャリアとの契約が必要。月額の通信費が発生する。長距離通信に特化。
アプリ型インカム0円〜(既存スマホ・イヤフォン流用時)サブスク形式無制限(ネット圏内)月額500円〜2,000円。純正ヘッドセット代は別途必要。Wi-Fi活用でデータ通信料が無料。

形態別のメリット・デメリット

購入の場合

メリット:コストを抑えられ、いつでも即座に使用可能です。
デメリット:まとめて購入しても耳が痛い、接客で外したままつけ忘れるなど、使ってもらえず損をするリスクがあります。購入後も故障・備品の補充にコストがかかります。

レンタルの場合

メリット:初期費用がかからず、メンテナンスも不要。短期利用に最適です。
デメリット:スケジュールの変更や利用人数の増減に柔軟に対応できません。レンタル期間中に使いこなせない恐れがあります。申請や返却の手続きにも時間を要します。

アプリ型の場合

メリット個人スマホを活用することで、導入費用を大幅に抑えられます。人数の増減にも柔軟に対応できるため、無駄な費用がかかりません。慣れたスマホ操作で現場に馴染みやすく、通話以外の業務効率化に役立つ機能が利用できます。
デメリットスマホの利用が禁止されている現場では使用が困難です。インターネットやWi-Fi環境によって通信が左右されます。

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隠れた費用「総所有コスト(TCO)」もチェック

インカムを導入する際は、カタログに記載された本体価格や月額料金だけでなく、数年間の運用で発生する「周辺機器の買い替え」や「メンテナンス費用」を含めた総額で比較することが重要です。

トランシーバー型(特定小電力トランシーバー/デジタル簡易無線)の総コスト
従来型の無線機を購入する場合、初期費用がかかるだけでなくその後の運用でも定期的な支出が発生します。

▼ 初期費用に含まれるもの
本体価格:1台あたり約5,000円〜12万円(種類による)
オーディオアクセサリ:ほとんどの業務用機にはイヤフォンマイクが付属しておらず、別途4,000円〜20,000円程度の追加費用がかかります。
その他:登録費用、充電用ラック、アンテナ設置工事費など。

▼ 運用中にかかる費用(ランニングコスト)
予備バッテリー:バッテリーの稼働時間は種類により異なり(半日〜数十時間)、1〜2年ごとの定期交換が推奨されます。
消耗品の交換:毎日使用するイヤフォンのコード断線、イヤーパッドやマイクスポンジの劣化に伴う買い替えが頻繁に発生します。
修理・点検:年1回程度の定期点検や、故障時の修理費用、盗難・紛失に備えた保険料の検討も必要です。

アプリ型(スマートフォン活用)の総コスト
アプリ型は専用端末の購入が不要なため初期費用を抑えられますが、スマホの管理コストやアクセサリ代がポイントとなります。

▼ 初期費用に含まれるもの
スマートフォン端末:手持ちの端末を利用すれば0円ですが、専用に新規調達する場合はその購入費がかかります。
周辺機器:Bluetooth搭載の純正デバイス1台あたり約10,000円~30,000円の購入費用。必要に応じてオプションパーツ代(3,000円前後)がかかります。

▼ 運用中にかかる費用 月額利用料:1アカウントあたり月額500円〜2,000円程度。必要に応じて人数増加に伴う純正デバイスの追加購入費がかかります。
通信費:Wi-Fiを活用すれば0円ですが、携帯電話キャリア(4G.5G)使用時のデータ通信料が発生します。
デバイス管理:スマホOSのアップデート対応や、数年ごとの機種変更(バッテリー劣化に伴うもの)の管理が必要です。

【2026年版】おすすめのインカム機種

施設規模、利用環境、既存資産(スマホ)の活用可否などを基準に選定することで、現場に最適なインカムを導入することが可能です。

ワンフロアの介護施設などは業界最安値の特小がおすすめ
小規模施設でコストを最優先するなら、1台約1万円から購入でき、月額費用もかからない特定小電力トランシーバーが最適です。

初期費用を抑えて柔軟に運用したい場合はアプリ型インカム
スタッフの増減に柔軟に対応しつつ初期費用を抑えたいのであれば、手持ちのスマホを活用できるアプリ型インカムが最も経済的でDX推進にも寄与します。
※介護施設への導入は補助金が活用できます。下記の記事にて詳細をご覧ください。
👉 介護インカム導入の教科書|選び方・費用・メリット・デメリットを全解説

ネット環境がない現場ではデジタル簡易無線がおすすめ
建設現場や大規模施設などの広範囲で、インターネット環境に依存せず確実な通信を確保したいのであれば、出力が大きく最大5km程度の通信が可能なデジタル簡易無線の購入が長期的に見て割安となります。

物流業など日本全国を移動する場合はIP無線機を視野に
日本全国にまたがる広域連絡が必要であれば、距離制限がなく全国の携帯電話網を利用できるIP無線機の導入が、現場の課題を解決する手段となります。

インカムの導入費用を抑えるポイント

インカム(無線機)の導入費用を抑えるためには、単に本体価格を比較するだけでなく、「導入形態」「通信環境に応じた機種」「総コスト」「サポート体制」の4つの視点で検討することが重要です。

1. 導入形態から選ぶ

最も大きなコスト節約のポイントは、利用頻度に合わせて調達方法を決定することです。日常的な利用なら購入、短期利用ならレンタルが費用を抑えられます。

2. 通信環境に見合った機種の選定

必要以上のスペックを持つ機種を選ばないことが、無駄な出費を抑える鍵となります。
近距離(〜200m程度)なら「特定小電力」が最も安価な選択肢です。広範囲なら専用のIP無線機(本体代6万〜12万円)を購入する代わりに、スマートフォンをインカム化するアプリを導入することで、専用端末の購入費用を大幅に削減できます。

3. 総所有コストの管理

本体価格以外に発生する隠れたコストも予算に組み込んでおく必要があります。

  • アクセサリ代の把握:イヤホンマイクやオプションパーツにかかる費用を計算しましょう。
  • 維持費の抑制:イヤホンの故障時に無償交換が受けられるサービスを検討する・防水防塵性能や耐用年数を確認することをおすすめします。

4. 業者選びと価格保証の活用

レンタル業者を選定する際は、サポート体制と価格の透明性をチェックしましょう。

  • 最低価格保証の利用:「他社より1円でも高い場合は相談可能」といった最低価格保証を掲げている業者を利用することで、確実に最安値圏で導入できます。
  • 追加料金の確認 :標準でアクセサリが付属し、配送料などが明確な料金体系の業者を選ぶことで、予算オーバーを防ぐことができます。

まとめ

2~3日の短期利用ならレンタル、日常業務でコストを抑えたいならアプリ型、インターネットに依存しない確実な通信が必要ならトランシーバー型の購入が推奨されます。
まずは自社の現場環境を確認し、必要に応じて無料デモやトライアルを活用することをおすすめします。

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