- 機能・使い方
- トランシーバー
無線機を業務活用するなら業務用トランシーバーがおすすめな理由
トランシーバーは仕事上のコミニュケーションツールとして非常に優れたデバイスです。
特に、ひとり対複数人でのやり取りでは電話以上に優れた利便性を持っており、リアルタイムに多くのスタッフと情報共有する事ができます。
しかし、すべてのトランシーバーが業務向きというわけではなく、業務に向くトランシーバーと業務には向いていないトランシーバーがあり、業務向きではないトランシーバーを選んでしまうと後々後悔することになってしまいます。
この記事では業務用無線機に「業務用トランシーバー(簡易業務用無線機)」がおすすめな理由と、「BONX WORK」という新たな選択肢についてわかりやすく解説していきます。
トランシーバーを業務活用したいなら「業務用トランシーバー」がおすすめ
トランシーバーを業務で活用したいなら間違いなく「業務用トランシーバー(簡易業務用無線機)」がおすすめです。
業務用トランシーバーの他にも「特定小電力トランシーバー」がありますが、通信できる範囲や障害物への弱さなどを考慮すると残念ながら業務向きとは言えません。
特定小電力トランシーバーと業務用トランシーバーの違い
特定小電力トランシーバーと業務用トランシーバーとの大きな違いに
・導入コストの違い
・通信できる距離や障害物に対する耐性の違い
・免許が必要かどうかの違い
これら3つの違いが挙げられます。
特定小電力トランシーバーは業務用トランシーバーと比較し、通信できる距離が非常に狭く約500mの距離でしかコミニュケーションを図ることができませんが、業務用トランシーバーよりも安価に導入することができます。
対して、業務用トランシーバーは導入コストこそ高いものの、約5Km離れた距離でもコミニュケーションを取ることができ、出力が強いため壁などの障害物にも耐性があるのが特徴です。
ただし、特定小電力トランシーバーは免許不要で利用できるのに対し、業務用トランシーバーは免許が必要であり、免許の申請書の内容も初心者にはかなり難しく、販売事業者に代行してもらうのが一般的であり、5年ごとに免許の更新手続きまでもが必要です。
特定小電力トランシーバーが業務用として向いていない理由
特定小電力トランシーバーは低コストで導入することができますが、障害物に弱く「室内」と「室外」との通信には不向きです。
また、特定小電力トランシーバーには他のトランシーバーの電波などが混ざって受信されてしまう「混信」が発生してしまう可能性があり、受信した音声をしっかり聞き取れない可能性があります。
さらに、特定小電力トランシーバーは「チャンネル」さえ合わせれば第三者でも会話内容を聞くことができるため、業務用としては最適な選択肢とは言えません。
業務用トランシーバーのメリット
業務用トランシーバーのメリットとして
・最大5Kmもの広範囲で通信できる
・出力が高く安定したコミュニケーションを実現できる
・混信のリスクが少ない
これらのこれらのがメリットが挙げられます。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
メリット①:最大5Kmもの広範囲で通信できる
「トランシーバー」と聞くと、せいぜい通信できても1Kmくらいまでだろうというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、業務用トランシーバーなら最大5Kmもの広範囲にわたり通信する事ができます。
そのため、大規模イベントや大型施設でのスタッフ間のコミニュケーションなどに業務用トランシーバーが最適です。
メリット②:出力が高く安定したコミニュケーションを実現
業務用トランシーバーは特定小電力トランシーバーと比較し、音声送信時の出力がとても大きいため、障害物などがあっても問題なく通信する事ができ、スタッフ間での安定したコミニュケーションを実現することができます。
メリット③:混信のリスクが少ない
特定小電力トランシーバーには他の電波が混ざって受信されてしまう「混信」のリスクがありますが、業務用トランシーバーは仕組み上混信する可能性が低く、第三者に聞かれたらまずいような業務上の会話も安心して行えます。
業務用トランシーバーのデメリット
業務用トランシーバーのデメリットとして
・導入コスト高い
・バッテリー消費が激しい
・免許の取得・5年ごとの更新が必要
これらのデメリットが挙げられます。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
デメリット①:導入コストが高い
業務用トランシーバーは安いものでも1台1万円以上し、高いものだと1台5万円以上する機種まであります。
さらに、業務用トランシーバーは2台以上購入しなければ使う事ができないため、最低でも2万円から10万円以上の導入コストが必要になります。
デメリット②:バッテリーの消費が激しい
業務用トランシーバーは高い出力で遠くまで音声を送信するため、多くのバッテリーを必要とします。たとえば、とある業務用トランシーバーの場合1,910mAhのバッテリーで約10時間の連続動作時間となっています。
これは製品が悪い訳ではなく、業務用トランシバーの特徴としてどうしてもバッテリーを多く必要としてしまいます。
デメリット③:免許の取得・5年ごとの免許更新が必要
業務用トランシーバーを利用するためには居住している地域を管轄している「総合通信局」へ申請書を提出し免許を取得する必要があります。
免許は無料で申請できるものではなく、使用する無線機の「ワット数」に応じて料金が異なり、1ワット以下の安いものでも3,550円、500ワットを超えるものになると30,200円もの申請料が必要になり、申請を代行してもらう場合は代行会社への手数料も支払う必要があります。
このように、業務用トランシーバーは導入したら終わりではなく、莫大な維持費や免許の管理業務が発生してしまうのが大きなデメリットとなります。
業務用トランシーバー選びに「BONX WORK」という選択肢も!
業務用トランシーバーの新たな選択肢として「BONX WORK」が誕生しました。
BONX WORKを使う事で、業務用トランシーバーのメリットはそのままに、業務用トランシーバーのデメリットを解消することができます。
BONX WORKの特徴
BONX WORKの特徴として
・サブスクリプションサービスだから「導入コスト」が安い
・毎月「一定額の利用料金」だから安心
・インターネット接続だから「距離の制約」を無く通信できる
・免許の取得や更新不要で利用できる
・最大10時間(BONX BOOST)の連続通話時間で一日中使える
これらの点が挙げられます。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
特徴①:サブスクリプションサービスだから「導入コスト」が低い
BONX WORKは毎月一定額支払う事で利用することができる「サブスクリプションサービス」です。BONX WORKには
・アプリケーションのみを利用するプラン
・端末のレンタルとアプリケーションの利用をセットで利用するプラン
これらの料金プランが用意されており、予算やニーズに合わせてプランを選択できます。
また、端末のレンタルとアプリケーションの利用をセットにするプランなら「導入コスト」を大幅に下げる事ができ、おすすめです。
特徴②:毎月一定額の利用料だから安心
BONX WORKは毎月一定額支払う事で利用できる「サブスクリプションサービス」であり、通話料金のように使えば使う分だけ料金がアップする料金体系ではありません。
そのため、毎月いくら料金が発生するのか把握することができ、予算管理も楽にする事ができます。
特徴③:インターネット接続だから距離の制約無く通信できる
BONX WORKは無線を使ったトランシーバーではなく、インターネット回線を活用したトランシーバーです。
そのため、沖縄から北海道まで「インターネット」に接続できる環境であれば、どんなに離れた人ともコミニュケーションを取ることができます。
たとえ相手が海外にいたとしても、インターネット環境さえあれば繋がることができますよ!
特徴④:免許の取得や更新不要で利用できる
BONX WORKなら業務用トランシーバーのように「免許の取得」や「免許の更新」に手間や費用をかける事なく、毎月一定額支払う事で利用することができます。
そのため、免許の取得にかかる費用や免許の更新にかかる費用を削減できることはもちろん、免許の維持にかかる業務を減らすことができ、業務効率の向上にも繋がります。
特徴⑤:最大10時間の連続通話時間で一日中使える
BONX BOOSTは最大10時間、BONX Gripは最大7時間、BONX miniで最大3.5時間の連続通話を楽しむことができます。
また、BONX miniは付属の充電ケースに入れることで約1時間で充電することができ、充電ケースと合わせれば最大で18時間もの間、仲間とのコミニュケーションを楽しむことができます。
BONXなら小電力で機能するため、小さなバッテリーでも長時間利用できるのが特徴です。
BONX WORKでお得に・便利に業務効率を向上させよう
この記事では業務で利用するには業務用トランシーバーがおすすめな理由と、BONX WORKという新たな選択肢について詳しく解説させていただきました。
やはり業務用トランシーバー最大のデメリットは、利用するために「免許」が必要であり、多大な維持コストと免許の更新業務などが必要になることだと思います。
しかし、BONX WORKを使えばそのような維持コストや免許の管理業務が不要になり、今まで使っていた労力や費用を他のことに回すことができます。
この機会に、BONX WORKの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。