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トランシーバーをワイヤレス化する方法や手順、利用シーンまとめ!
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トランシーバーのコードは煩わしく不要であると感じていませんか。できればトランシーバーをワイヤレス化することによって身軽に動けるようになりたいですよね。
ワイヤレスのBluetoothイヤフォンが音楽や音声を聞くためのアイテムとして一般化されているように、近年ではトランシーバー業界でもワイヤレス化が進んでいます。ワイヤレス化によるハンズフリー通話が業務効率化に貢献することから様々な業種でも活用されているのです。
具体的にどのようにしてトランシーバーをワイヤレス化するのでしょうか。その仕組みや方法、手順をまとめました。ハンズフリー通話が活かせる業種と活用例もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
トランシーバーをワイヤレス化する方法
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従来のトランシーバー、インカム、無線機の場合は各種端末とBluetoothイヤフォンマイクをペアリングすることでワイヤレストランシーバーとして使用が可能です。
一方で携帯会社のデータ通信を使用するトランシーバーアプリはスマホが端末であるため、お手持ちのiPhone・Android・iPodとワイヤレスのイヤフォンマイクをBluetooth接続して利用します。
ワイヤレス化できるトランシーバーの仕組み
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Bluetoothとはデジタル機器用の近距離無線通信規格の1つで2.4 GHz帯の極超短波のことです。そして半径10〜100m程度のBluetooth対応機器と相互接続を認証しワイヤレス通信を行うことをペアリングと言います。
Bluetoothイヤフォンは主にスマホで音楽や音声を聞くためのアイテムというイメージがありますが、業務用の通信ツールにもBluetoothを搭載することで、ワイヤレスのトランシーバーとして使用できるのです。
先述の通りBluetoothの規格上、電波の通じる範囲は短距離であるため基本的にトランシーバーとデバイスの両方を身につけて利用する必要があります。
トランシーバーのワイヤレス化が可能な機種
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ワイヤレスで利用できる無線機には以下の機器があります。
- 特定小電力トランシーバー/インカム
- 簡易業務用無線機
- IP無線機
- トランシーバーアプリ
Bluetoothを搭載した機種であれば一般的に知られている特定小電力トランシーバーや業務用無線機でもワイヤレス通話が可能です。
携帯電話と同じネットワークを使用するIP無線機やIP無線アプリやスマホインカムとして知られているトランシーバーアプリもワイヤレスで利用することができます。
トランシーバーをワイヤレス化する手順
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機種やメーカーによってペアリング方法は異なります。それぞれの方法でどのようにワイヤレス化するのか一般的な設定の手順についてご紹介します。(※設定方法および手順は各社異なりますのでご購入前にメーカーに問い合わせるか説明書をお読みください。)
トランシーバー本体とイヤフォンマイクをBluetooth接続する場合
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- 特定小電力トランシーバー/インカム
- 簡易業務用無線機
- IP無線機
のBluetooth対応機種の基本的な設定方法となります。
- Bluetooth対応デバイスの電源ボタンを長押ししペアリングモードで待機
- トランシーバー本体の電源を入れ設定画面またはメニューからBluetooth検索を選択
- デバイスを検知したらトランシーバーの本体ボタンで接続を開始
4. ペアリング完了後に電源を切り再起動する - 画面にBluetoothコンビネーションマークが表示されたらペアリング完了
スマホとイヤフォンマイクをBluetooth接続する場合
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トランシーバーアプリははじめに専用アプリをインストールする必要があります。各メーカーによって設定は異なりますがスマホとイヤフォンをペアリングする方法と似ています。
- 専用アプリをインストール
- スマホのBluetooth設定をオンにする
- イヤフォンマイクの製品名またはシリアル番号を確認しておく
- イヤフォンマイクの電源ボタンを長押ししペアリングモードで待機
- スマホのBluetooth設定画面で対象のシリアルまたは製品名と同じ番号を選択
- 画面右上にBluetootコンビネーションマークが表示されたらペアリング完了
Bluetooth対応機とトランシーバーアプリのワイヤレス化の違い
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設定にかかる時間
無線機・トランシーバーをワイヤレス化するにはボタンを操作して設定を行う必要があります。デバイスを3秒程度の長押しや本体が対応機を検索するのに時間がかかるため、業務が始まる前に余裕を持って準備を済ませておくことが大事です。
それに比べてトランシーバーアプリはデバイスを起動しスマホのBluetoothをオンにするだけで簡単にペアリングできます。一度ペアリングすればあれば2回目以降は自動で接続されることも考えらえます。そのため、設定にかかる時間やプロセスが大きな違いだと言えるでしょう。
タイムラグの有無
従来の無線機やトランシーバーは相手と順番にやりとりを行う一方向の交互通信です。PTT(半二重送信)と同様にこの通信方式は変わらないため、ハンズフリーでも自分の順番を待たなくてはなりません。
一方、トランシーバーアプリではリアルタイムのハンズフリー通話ができ、スマホ電話のように複数名と同時に話すことが可能。相手が話している最中に声を発しても問題ありません。
通信が遮断された時の接続方法
ワイヤレスのトランシーバーを利用している際、通信が遮断された時の対処法についても異なります。従来機の場合は再度モード選択からやり直し、イヤフォンマイクとの再接続が基本です。再設定が通信圏外や遮蔽物などの影響で接続が途切れることは珍しいことではありません。しかしハンズフリーの利用中だと手が塞がっていてしばらく再接続できないことも。
その点トランシーバーアプリは通信圏外になっても端末とBluetoothヘッドホンの間の通信は切れることがないため初期設定を行う必要はありません。
後にご紹介するトランシーバーアプリBONX WORKはネットワークがつながるエリアに戻ったら自動でトークルームに再接続されるため、通信が一時的に途切れてもハンズフリーのまま通信を再開できるのです。
トランシーバーのハンズフリー通話の仕組み
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トランシーバーをワイヤレス化することによってハンズフリーで相手とやり取りが可能に。ハンズフリー通話はVOX機能を使用するもしくはラッチボタンの操作によって実現します。
VOXはVoice Operation Transmissionの略称で発話時のみ自動で送信状態になり終話時には自動で通信停止の状態に切り替わる音声起動機能のことです。
ワイヤレスで通話できるトランシーバーの多くがVOX機能(ハンズフリー)を搭載しています。
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機種によってはラッチ機能によるハンズフリー通話も可能です。ボタンを1度押すことで通話状態がキープしたまま固定され、再度ボタンを押すことで常時通話状態がオフに切り替わる仕組みとなっています。
VOXとラッチモードはどちらが便利か
VOXとラッチ式にはそれぞれメリット・デメリットがあります。VOXは発話時のみ音声を届けてくれる便利な機能ですが、風の音や周囲の雑踏まで拾ってしまいノイズに悩まされることもあります。
ラッチモードは通信回線をオープンにした状態でハンズフリー通話を継続でき、外部音の自動検知による誤作動の心配がありません。ですが会話をしていない時にも電池を消費するため、利用が終わったらPTTモードに切り替えるのが望ましいでしょう。
ハンズフリーに欠かせないイヤフォンマイクの種類と形状
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無線通信が可能なイヤフォンマイクにも種類があり形状が異なります。トランシーバーをどのタイプのデバイスでワイヤレス化するか参考にしてください。
イヤフォン型
イヤフォン型(カナル型)は耳にイヤーキャップを密閉させた耳栓タイプのイヤフォンのことです。
激しい動きをすると外れてしまう恐れがありますので事務作業を行ったり音楽を聞いたりといった用途で利用されています。また小型軽量でつけていることが目立たない形状であることからビジュアルを重視する業務にもおすすめです。
耳掛け型
耳掛け型はイヤーフックを耳に引っ掛けて固定させるイヤフォンマイクのことを指します。イヤフォン型より固定力が強く外れにくいため、動きの多い作業や過酷な環境で働くデスクレスワーカーにおすすめです。延長マイクが付属しているタイプや後付けできるタイプも存在します。
ヘッドセット
オーバーヘッドタイプのBluetoothヘッドセットはいわゆるヘッドフォンに延長マイクをつけたタイプ。
コールセンターを中心に利用されており、ヘッドセットと無線機を総称してインカムと呼ぶこともあります。口元まで伸びたマイクから声を届けることができるため声量が大きくなくても伝わります。
トランシーバーをワイヤレス化する際の注意点
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トランシーバーをワイヤレス化する前に知っておきたい注意点についてまとめました。
無線機本体とイヤフォンマイクの互換性が無い場合がある
通信端末とワイヤレスのイヤフォンでメーカーが異なる機器を使用した場合、ブルートゥースに接続できない、ペアリングが完了しても音声が聞こえないといったトラブルがあります。
同じメーカーの機器を購入するのが望ましいですが、異なる機器を利用する際には直接販売先へお問い合わせください。
ハンズフリー終了後にはPTTモードへの切り替えをお忘れなく
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ハンズフリーは慣れてしまえば非常に快適にコミュニケーションを図ることができます。そのためハンズフリーの状態からPTTへの切り替えを忘れてしまったり、ラッチモードでスピーカーが開いた状態のまま閉じ忘れてしまったりというトラブルがあるのです。
ハンズフリーの状態では接客中などお客様との会話や関係ない音も届けてしまうため、利用が済んだらPTTへ切り替えるよう心がけましょう。
イヤフォンマイクのバッテリー切れに注意
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コードタイプは充電する必要がありませんがBluetooth対応のイヤフォンマイクもバッテリーを消費します。タイプや形状問わずUSBケーブルに接続し充電する方法が主流となっていますが、ワイヤレス給電(Qi)や接続端子によるクレードル給電が可能なタイプも存在します。
コードタイプよりも身軽にはなりますが充電が切れてしまうと通信ができませんので予備を携帯するまたはこまめな充電が必要です。また、製品によって連続通話時間が異なりますので比較してみてください。
多彩な業種でワイヤレスのトランシーバーが活躍
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ワイヤレスのトランシーバーは両手が塞がっていても通話が可能であることから、手作業の多いデスクレスワーカーから重宝されています。
また会話しながらPCを扱うコールセンターやフロント事務などデスクワーカーの間でも活躍しているのですよ。
病院や歯医者ではコードが機材に引っかかってしまい治療器具を落としてしまう場合がありますが、ワイヤレスにすることで身軽に動けるようになります。
工事現場・製造メーカー・工場など手作業の多い技術職ではPTTボタンが押せないシーンが多いですが、ワイヤレスのハンズフリー通話なら手を止めることなく作業を進めることが可能です。
小売業に関してもバックヤードで商品を検品したり、梱包作業、棚卸しの最中にハンズフリーが活用できます。アパレルや自動車販売、ホテル宿泊など印象を重視する業界でも有線のトランシーバーよりすっきりとしたイメージが与えられますね。
様々な業種でPTTとハンズフリーが使い分けされています。利用シーンに合わせてワイヤレスのハンズフリー通話を活用してみてください。
トランシーバーのワイヤレス化におすすめしたいBONX WORK
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イメージ:浦安ブライトンホテル東京ベイ様
携帯会社のインターネット回線を使用する距離無制限のトランシーバーアプリBONX WORKは最大10時間連続利用できる専用ハードウェアを取り揃えています。
発声時のみ音声を自動で検知し届ける独自機能「発話検知機能」を搭載しています。そのためハンズフリー通話の際に外部音まで拾ってしまうといった誤作動はほぼありません。
ノイズキャンセリングによるクリアな音声で快適なハンズフリー通話が実現します。
またイヤフォンのボタンを一回タップするだけで、マイクをオンに切り替えることが可能。もう一度タップすればマイクがオフになるといったシンプルな操作になっています。またボタンを押しながら話しかけたい時のみ話すこともできます。
トランシーバーのように交互通話ではなく50名(拡張可能)による同時通話ができますのでやり取りもスムーズです。
ワイヤレス化をご検討のご担当者様はぜひ一度検討してみてください。
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